今年はほんとにほんとに、隅から隅まで統一感がない上に激動の1年でした。
ここまでいろんなことがあったのは、2015年以来のような気もします。まぁ、2015年のほうが色々あったけど。
今年は「大変だった」けれど、絶望するレベルのことはなかったのが不幸中の幸いです。
ものごとにいろいろ意味を見いだそうとすることは私の悪い癖だというひともいる。でも、ここまでドラマチックなことがあれこれ起こると、この人生は物語なんだとどこかで信じないとやっていけない。母が言葉を失ったことと引き換えに、私が東京で与えられた役目も何かあるんだと信じていたい。
— まくはり うづき (@wuzuki_) 2020年12月7日
やっぱり私の人生が漫画やドラマみたいだ。会うたび友達にそんな話ばかりしてる気がする。そしてここ1〜2ヶ月の「オールスターキャスト集合」感がすごい。いろんなエピソードが短期間に詰め込まれている。
— まくはり うづき (@wuzuki_) 2020年12月13日
根がオタクな私はこういう物語チックな人生展開って嫌いじゃないんだけど、主人公でもあり作者でもある自分自身はちょっと疲れも出るわけでして。「面白くなってきたぞ」という気持ちと「やっていけるかな、自信ないよ……」という気持ちがサンドイッチのように交互にやってきます……って、サンドイッチって「やってくるもの」じゃないね。変な例えだ。
そんなわけで(?)、この1年を振り返ってみたいと思います。
今年はまず、1月1日に友人たちと初詣、からの、スマブラ会。楽しんだまではよかったものの、なんと、そこでみんなインフルエンザに感染……!
そんな「寝正月」から始まった2020年。ただ、前から予定していた長野旅行にはギリギリのタイミングで治り、27年前まで住んでいた懐かしい街に訪れることができました。
そこまでは良かったものの、有給消化と退職の件で職場とトラブルが。なんとか無事にどちらも処理でき、1月下旬からWebマーケティングの会社に転職しました。
2月は友人たちと企画していたライブ。新型コロナウイルスの脅威が迫ってきてはいたものの、ギリギリで開催できました。私も自分で曲を作って歌ったよ。意外とできちゃうものですね。
そして3月は、友達とのベトナム旅行。友達が応募したキャンペーンに同行させてもらったのです。
こちらも「ギリギリ」のタイミングで行けました。行けて本当に良かった!
……ただ、2020年上半期、良かったのはこの辺までですね。ここから一気に人生が急降下します。
2年半付き合っていた交際相手とは別れることになります。そして健康診断では乳がんの疑いが。会社も、求められるレベルの結果を出すことができず7月の試用期間で退職することに……。
ただ、下半期に入り、少し希望も見えてきます。
地道な就活の結果、退職した3週間後には、ITベンチャー企業から内定も出ました。
夏には、新たに好きな人もできました。
9月には研究者の友人と、福島の浜通り方面に、施設見学も兼ねた旅行もできました。
そして10月には、私に対して「何年も前からずっと片想いしてた」という人から熱烈なアプローチが……!
私のことを熱烈に好きな人、私に関するいろんなことを記憶しているので、まるでGAFAが提供するサービスっぽさすらある。
— まくはり うづき (@wuzuki_) 2020年12月6日
いつごろ私がどんなツイートをしていたとか、いつ会ったときにどんな服を着ていたとか、好きな食べ物や嫌いな食べ物、興味のあること、家族構成などは当たり前のように覚えてる。
私と共通点が多く、私のことを好きな男友達から「僕、結婚したら苗字を変えたいんです」と言われたので「奇遇だね。私も苗字を変えたいんだ。やっぱり私たちって似てるね」と答えた。(そしてこの場合は法律婚でも事実婚でも夫婦別姓でも対応できない)
— まくはり うづき (@wuzuki_) 2020年11月18日
「僕の恋愛対象は"女性"ではないです。僕の恋愛対象はうづきさんだけです。だから僕はセクマイかもしれません」は名言(迷言)だ……
— まくはり うづき (@wuzuki_) 2020年12月6日
私への愛情がどうのというより、もはやホストっぽさある(?)
ここまでなら順調でした。ただ、話はここで終わりません。
せっかく転職した会社も再度、試用期間で打ち切りになってしまいます。
ただ、ここから始まる新たなスタート、思いのほか応援してくださる人は多く、「私もやっていけるかも」と思えるようになってきました。
恋愛も三角関係を経て、落ち着きそうです。
今年の漢字は「新」にしようかな……と思いましたが、いや、それならこの漢字の方がピッタリだ。
私の「今年の漢字」は、
「越」
に、したいと思います。
私の今年の唯一の海外旅行先の「ベトナム」は、漢字表記は「越南」。
そして、私が半年間の片想いののちに新たにお付き合いすることになった人も、私に熱烈アプローチしてきた人も、どちらも新潟の出身!(しかも二人は地元が近い同士)
また、転職先の2社は、どちらにも新潟県出身の人がいました。どちらもオフィスに出社するのは少人数なのに、どちらにも新潟出身者がいたというのはなかなかすごい確率だと思います。
また、今年は他にも新潟のお酒を飲む機会がたくさんあり、新潟がやたらとプッシュされていた1年でした。私の人生がドラマだとするなら今年は新潟県がスポンサーだ。
新潟県の前身の「越後国」の「越」と、ベトナムを表す「越」、間違いなく今年の漢字は「越」です。
ちなみに、これまでの「今年の漢字」は、こんな感じ。
2006年 諦(受験で諦めるものが多かった)
2007年 再(再会、再開、再履修。笑)
2008年 文(文芸部に加入)
2009年 人(新しいバイトやビジコン参加で出会いが増えた)
2010年 会(Twitterでさらに出会いがたくさん)
2011年 繋(東日本大震災、友達同士をたくさん引き合わせた)
2012年 動(引っ越しや就活や旅行での移動)
2013年 交(みんなより少し遅れて社会人に。いろんなひととの交流が増えた)
2014年 焦(結婚や独立する友達への焦り)
2015年 家(結婚話が破談、引っ越し、家族とのあれこれ)
2016年 旅(旅行、身近な人の独立、訃報など)
2017年 作(ものづくり好きな人との交流、同人誌やハンドメイド)
2018年 体(脱毛、献血、親知らず抜歯など
2019年 選(転職や営業の仕事で「選ばれること」を意識)
それではみなさま、良いお年をお迎えください(明日、もしかしたらnoteは更新するかも)。
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