これからも君と話をしよう

一度はここから離れたけれど、やっぱりいろんな話がしたい。

この本がすごい!2021年上半期 フィクション編

 この半年は、かつてないほどたくさんの本を購入しました。

 実用書や専門書が多く、小説や漫画や文芸作品は例年に比べて今期はあまり読まなかったのですが、それでもいろいろな本を読むことができました。

 毎回恒例の、良かった本のランキングを発表したいと思います。今回は文芸作品をはじめとする「フィクション編」です。

(「2021年上半期に発売された本」ではなく、「2021年上半期に私が読んで印象に残った本」の紹介です)

 

10位 アウトロー俳句 

  以前、友人が薦めていて気になっていた句集。

 元ホストや依存症患者など、歌舞伎町にいる「はみ出し者」たちが生きづらさを詠んだ……という内容に惹かれて読んでみました。

 私は俳句はあまり読んだことがないということもあるからか、なかなか抽象度が高く、思っていたより難解な句が多いな、と思ってしまいました。合間に挟まれる写真や、編者による短評のようなコメントは風情があって私好みでした。

 

9位 ホスト万葉集

 前述した『アウトロー俳句』を探したときにこの本のことも知りました。『アウトロー俳句』には難しさと物足りなさを感じてしまったものの、こちらはとても読みやすく面白かったです。

 ホストクラブは一度しか行ったことがなく文化については分かりませんが、それでも十分楽しめました。

 これは、ホストが詠んだ短歌を集めた本。客の女性を「お客様」として見ている歌もあれば「女性」として恋焦がれているような歌もあり、そこに人間味を感じます。

 また、終盤の座談会も読み応えがあります。歌人俵万智さんなども交えて行われていて豪華。口説きに/口説かれに行く」ことについてのジェンダーの反転についてのくだりが特に興味深く感じました。

 短歌の魅力もホスト文化も垣間見れて、とても「贅沢な一冊」でした。

 

8位 わたしを決めつけないで

  ヤングアダルト向けの短編集。「女子力なんてない!」(小林深雪)、「兄弟前夜」(落合由佳)、「夜の間だけ、シッカは鏡にベールをかける」(黒川裕子)、「空、雲、シュークリーム、おれ」(大島恵真)の4編の作品が収録されています。

 小林深雪作品目当てで読みました。小6の頃からこの著者のファンですが、近年はキャラを記号的に感じることも多くて、特にこのレーベルだと当たり外れが激しいな……と思うこともありました。著者はもともと甘めな恋愛小説を得意としていたこともあってか、児童書ならではのレギュレーションやポリコレ意識や、「イマドキ」っぽさを意識した内容が時々不自然に感じられるというか……。

 ですが、これはむしろ、キャラの「記号っぽさ」があったからこそ終盤が鮮やかな展開になったと感じます。長年のファンからすると、「これが30年前の作品だったら、ヒロインの心理や行動は正反対だったんだろうな……」という感想を抱き、著者の時代を見据えた感覚に胸を打たれる部分もありました。

 同時収録されている、落合作品のステップファミリー兄弟の話、黒川作品の外国ルーツヒロインの話、大島作品の美術の話、どれもそれぞれ味わいが異なり、読んでいて飽きのこない一冊でした。特に黒川作品は、外国ルーツの子は日本にも増えているはずなのに、これまで小説の主人公として見かけることはあまりなかったので、その点も新鮮に映りました。

 

7位 ぼくは愛を証明しようと思う。

 8位で紹介した短編集はポリコレ意識も強く感じた児童書でしたが、こちらは正反対な作品(笑)。

 著者・藤沢数希氏が提唱する「恋愛工学」メソッドを小説仕立てにした本です。この「恋愛工学」は「性犯罪を助長しかねない」「性差別的だ」などと批判されることも多く、これまであまり良いイメージを持っていませんでした。

 この本が読書会の課題図書となったのでいざ読んでみたら、意外と面白かったです。胸クソ悪い展開も少ないように感じました。(何も知らずに「恋愛小説」だと思って読んだら「ハァ?」と思ってしまいそうではありますが……苦笑)

 この作品は「恋愛小説」というより「営業マニュアル」のような本だと思いました。平凡な主人公が次々に女性と関係を持つようになっていく様は、「成長物語」としても読むことができました。

 序盤はやや冗長ではあったものの、どういうエンドになるのか最後まで読めず、グイグイ読まされてしまいました。エンタメとしても意外性があって面白かったです。まるで、著者にこの本を通じて口説かれている感じすらあるな、なんてことも思ったり。

 終盤の展開やラストは「これって、どういうことなんだろう」「著者や編集者は、どういう理由でこういう展開にしたんだろう」と考える余地もあり、思っていたよりも論点が多岐にわたる本ではありました。

 また、本筋と関係ありませんが、主人公がデートに使っている「天王洲アイルのレストラン」のモデルとなったであろう店は、私も今年行ったのでタイムリーでした。また、主人公の地元は静岡の下田という設定ですが、私の母もそのあたりの出身なので、地域の描写も興味深く読めました。

 

 主人公がデートに使っている店はおそらくここでしょう。

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6位 君が降る日

 3編の作品から成る中編集。島本理生作品は、高校〜大学生の頃にいくつか読んでいたものの、この本は長年積読していました。ふと久しぶりに島本作品を読みたくなり、読んでみた一冊。

 表題作の「君が降る日」は、同じ作者の『生まれる森 (講談社文庫)』を思い出しました。「喪失」を描いた作品ということもあり、終盤、どこかじくじくする痛みを伴うような感情を抱きました。ラストの抽象的な表現はスッと入ってこない感じが、逆に何度も読み返したくなる余韻になっています。

「冬の動物園」は少女漫画を彷彿とさせる甘酸っぱさを感じました。コミカルな描写が多く、随所で笑ってしまいました。

「野ばら」は、誰がどういう想いを抱え、誰とどのようになっていくのか展開が読めず、グイグイ惹かれました。この3編の中では一番好きかも。主人公たちのこの関係は羨ましい気もしますが、終盤、やはり長くは続かないんだな……と切なくなったり。また、この作品では「恋愛でない感情」と「恋愛感情」の書き分けの難しさも感じました。作中、谷川俊太郎の詩が引用されているところも好きです。

 

5位 窓をあけて、私の詩をきいて

 著者の名木田恵子さんは、小5の頃からずっと大好きな作家さん。あらすじを一切読まずに読んでみました。やっぱりこの人の書く心理描写は好きだ。嫉妬や戸惑いに揺れ動く思春期のみずみずしい心情、まさしくヤングアダルトの真骨頂という一冊でした。

 著者の他の作品でいえば、2003年に出版された『air』を彷彿とさせる感じがしました。代表作の「ふーことユーレイ」シリーズもそうですが、主人公が秘密や辛さをひとりで抱えこみがちなところが、私にすごく刺さるのかもしれません。

 

 この『窓をあけて、』は、最初のほうの段階で「あれっ、この主人公って、もしかしてそういうこと……?」と予想しながら読んでみたらその通りでニヤリとした反面、少し切なくなる部分も。この本、思春期に読んでいたらもっと私の心の奥深くに入っていって、何度も読み返した作品になったかもしれません。大人になってから読んだことが、すこし悔しくなってしまいました。

 作者の名木田さんは1949年生まれで、この本の出版時は68歳。ですが、作中に出てくるLINEなどのコミュニケーションツールやSNSの作中での扱いがとても自然で、ベテランの児童書の作家に時々あるような不自然さが一切なく、世界観に違和感なく読むことができました。。そしてこの作品、キャラの名前もみんなおしゃれなのも世界観が出ていて良い。そういうところも、『air』っぽいなと思いました。

 

air』は、『air ―だれも知らない5日間― (講談社青い鳥文庫)というタイトルで文庫化もされましたが、私は2003年に金の星社から出たこちらの装丁のほうが好きです。

 

4位 消えていく日に

 大学3回生の頃から大好きな作家さん。著者の加藤千恵さんは元々は歌人ということもあってか、短めの作品を得意としているようです。

 この本は9編の短編集。主人公はアラサーか大学生の女性が多く、人生の躓きの話がメインでした。

 中でも異彩を放っていたのは「消えていくものたち」。「あれっ、この主人公って、もしかして……?」と思いながら読み進めたら、まさかの予想の斜め上の展開に驚き、とにかく切なくなりました。なるほどこのイベントをこう位置づけるのか、そして、加藤千恵作品ってこういうのアリなのか……と、作者の新境地を見た気分になりました。

 半年卒業が遅れた大学生が主人公の「エアポケット」も共感できました。加藤さんの作品は、大きな事件がない、日常の積み重ねの描写が非常に丁寧。そのあたりが自分の日常や心情と重ねやすい要素なんだろうなと思います。

「新しい干支」は登場人物たちの言動が面白く、随所で笑いました。そして、加藤千恵作品を読むたびに思いますが、料理の描写がとにかく秀逸。作中の料理は私も作ってみたくなります。

 

3位 ひとりでしにたい

「これは35歳以上の人は全員読んでレポート提出しないといけないくらい、必読の書だった……」と、Twitterでも話題になっていた作品。

 Twitterで読んでいて面白かったのと、読書会の課題本にもなったので読んでみました。

孤独死」がテーマの作品となってはいますが、ユーモアたっぷりで知識面でも勉強になる要素が多く、とても面白い作品です。暗く重い作品ではないです。

孤独死」だけでなく、実家の太さのくだりについてもなかなか示唆的で、目のつけどころに脱帽。

Twitterでバズっていたこのシーンも、「ひとりでしにたい」に出てきます)

 

 私は著者を文筆方面で先に知ったので、こんな漫画も描けるという、その多才さにも驚きました。

「ひとりの人ほど人を大事にしないとダメなんだ」「どこに助けを求めるかは元気なときに調べておかないとダメ」「事件が起こる家は他人を入れたがらない」など、名言も多数あり、刺さる部分が多々ありました。擬人化した猫のキャラが時折出てくるところも、エグさが和らいでいていい味を出しています。

 そして、私も特殊清掃の本を読むのは好きなので、そのような人物が出てきたところにも親近感を抱きました。

 あと、あまり関係ありませんが、去年私にアプローチしてきた男友達がこの本の登場人物に少し似ている部分があるので、なんとなく彼と重ねて読んでしまいました。

 

2位 かがみの孤城

 本屋大賞を受賞し、今年文庫化もされた話題作。

 この本は、単行本の豪華な装丁と不登校の中学生たちが、鏡の中の世界で「鍵」を探していく」というあらすじに惹かれて購入。

 発売当初に買って読み始めたものの、最初のほうは読むのが少ししんどく、やがて読むのを中断してしまいました。

 私がこの春から通い始めた職業訓練校が、この本に出てくる「鏡の城」と似ている部分があると感じて、「職業訓練校が終わる前にこの本を読まなくてはいけない」といても立ってもいられなくなり、読書を再開しました。

 読み始めると止まらなくなり、一気に読了。終盤は涙と、衝撃と安堵感が待ち受けていました。

 この小説を一言で表すなら、「こういう世界があったらいいな」をこれ以上ないってほど詰め込んだ作品、といったところでしょうか。主人公のこころが憧れるシチュエーションもよくわかるし、その境遇から、こころのクラスメイトである東條萌にも親近感が湧きました。

 そしてこの作品、私が昔書きかけていた小説とも近いところがあり、こういうシチュエーションに憧れる人って多いんだろうな、と再認識しました。著者のデビュー作の『冷たい校舎の時は止まる』をコンパクトにした作品、といった印象も受けます。

 そして、作中の伏線には途中で気づきました。有名男性作家の有名な短編で似た仕掛けの作品がありますし、数年前の某人気映画も、ある意味、これに近いといえば近いかもしれません。

 

 この本を読みながら聴いていたのは、「彼方のノック」という合唱曲。この曲、著者の辻村深月さんによる作詞です。まるでこの『かがみの孤城』のイメージソングにも思えました。どっちかというと『冷たい校舎』のイメージソングっぽくもあるかも。


www.youtube.com

 イメージソングといえば、アンジェラ・アキが手がけた合唱曲「手紙」も合う気がします。


www.youtube.com

 また、この本を読んでいる最中、別件で、この小説の中に出てくる童話について調べていたばかりだったので、そのタイムリーな偶然にも運命的なものを感じました。

 

1位 二月の勝者

  こんなに私の好みにドンピシャな漫画と出会えたの、何年ぶりだろう。高校時代に読んだ「光とともに…~自閉症児を抱えて~」以来かもしれません。

 首都圏での「中学受験」をテーマにした作品となってはいますが、「ヒューマンドラマ」としてとても奥深くて面白い。

 この作品は、読書会の課題図書になったのを機に知り、ちょうど1巻無料キャンペーン中だったので読んでみたところ、見事にハマりました。塾講師である主人公が行っていることは私がやりたいこととも近いものを感じ、彼の言動もひとつひとつがとても響きます。

 

 ちょうど、テレビドラマの「ドラゴン桜」が始まった時期に読み始めたのですが、1巻の中盤に出てくるサッカー少年のエピソードなんかは、ドラゴン桜」とも通じるものを感じました。

 あと、1巻に出てくるもう1人の子のエピソードがもう見事に私好みで、この作品は私のために用意されたのか、と思ったくらい刺さりました。

 上位クラスに昇格できるのは誰か、問題のある生徒や親にはどのように対応したか、どうすればこの家庭環境から抜け出して受験ができるか……など、考えさせられつつハラハラする描写も多く、学びとしてもエンタメとしても楽しめる展開となっています。ドラマの「ドラゴン桜」が好きだった人にもピッタリな作品です。

 7巻では女子の友情に胸が熱くなり、8巻は営業やコミュニケーションの参考になりそうなエピソードに感心したり、9巻には泣いてしまったり。読み進めていくのが楽しみな反面、ストーリーがクライマックスに近づいてくるのが惜しい気持ちもあります。

 この作品は8月に12巻が発売され、この秋には柳楽優弥主演でドラマ化もされるようです。ドラマの前に、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。


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私にとって永遠の憧れ、音楽のまち郡山へ

 3月下旬の白河・郡山旅行、今回は2日目の記録です。

 

のんびりできた、泉崎カントリーヴィレッジ

 私は温泉旅館に泊まった日は朝もお風呂に入るのが好きなので、まずは朝風呂を楽しみました。

 

 そして、朝食。

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 荷造りをし、9時40分頃に旅館を出ました。

 スタッフの方に泉崎駅まで車で送ってもらいました。

 

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 電車に乗ります。

 

磐梯熱海で温泉を楽しもう

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 磐梯熱海駅に到着!

 少しレトロな、風情を感じる駅でした。

 

 この日は平日昼間ということもあってか、人はまばらでした。

 

 駅周辺には、雪だるまのオブジェや足湯も。(足湯はコロナ対策のためか、水が抜かれて使えないようになっていましたが)

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 まず行ってみたのは、こちらの温泉ゲストハウス。

湯kori

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 清潔感があって、綺麗なところでした。

 平日昼間ということもあって、女湯は私だけ。

 水風呂はなかったので、温泉に浸かって、時折シャワーで水を浴びてまたお湯に入り直す……というスタイルで楽しみました。

 

 この「湯kori」の中にある食事処で、お昼ごはんもいただきました。

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 タコライス美味しい!

 

 

 食事のあとは、次の温泉に向かうことに。

郡山ユラックス熱海

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 ここは温泉というか「地域の複合施設」のようです。

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「音楽都市宣言」なんてものもあったり。

 

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 地域のいろんな掲示物があったり。

 

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 ゲーセン的なコーナーも。

 

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 ご意見箱の隣に、おみくじがある。

 

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 広い。

 

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 温泉エリアのそばには、こんなものが。

 

 ここは地域の人も集まっているのか、そこそこ、人がいました。

 いろんなタイプの湯船があって、スーパー銭湯みたいな感じ。

 露天風呂もありました。私が入ってた時間帯はほとんど雨は降っていなかったので、良かった。
 

 

 温泉から出たあとは、磐梯熱海駅方面に戻ります。

 途中、物産館を見つけたので寄ってみることに。

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 お酒もいっぱい。

 私は、温泉水を使った美容液などがちょっと気になったりもしたものの、結局ここでは何も買わず。

 

 そして、物産館を出た途端に強い雨が!

 慌てて、磐梯熱海駅に向かいました。

 

 次はお待ちかね、郡山に向かいます。

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音楽の都・郡山へようこそ!

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 郡山駅に到着したときは、雨も落ち着き、青空が戻ってきていました。

 

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 駅構内には、こんなものも。

 郡山駅は大きな駅ということもあり、駅にも周辺にも人がたくさんいました。

 

 何か甘いものが食べたいね、ということになり、ネットで探して気になっていたカフェに向かいます。

 

 その途中の道で見たものもなかなか面白かった。

 

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 不思議な切り込み?がある歩道。

 

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 どこへ続くんだろう。

 

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 小学校の近くで見つけたタイル。楽譜になってる。

 

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 公民館。自動ドアのところに「楽都郡山」の文字が!

 

 こういう「音楽の街」っぽいものを見つけるとテンション上がります。

 

都会的でオシャレなカフェ、ORROSS COFFEE

 お目当のカフェには、20分ほど歩いたところで到着。

obroscoffee.jp

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 外観は全面、ガラス張り。中の様子が見えるようになっています。

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 店内もオシャレ。

 

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 こちらのあんバターサンドは、西那須のお店のパンと、郡山の地元のお店のあんこを使ったものだそう。サクサクしたパンと、柔らかなバターと、程よい甘さのあんこのハーモニーは絶品でした。

 

 詳しい情報は、お店のインスタでも紹介されています。

www.instagram.com

 

 このお店を経営するのは、郡山出身の兄弟2人。

 私たちが店を訪れたときは、スティーブ・ジョブズのようなタートルネックのシンプルなお洋服でお店に立っていらっしゃいました。

 

 ここのお店は、インスタの写真もとても素敵。

 特に、「影」がとても効果的に使われている写真が多くて、思わず見入ってしまいます。

 

 1時間近くこちらのカフェを楽しんだあとは、再び、街を散策。

 そして、早めに夕飯も食べよう、ということになりました。

 

郡山のラーメンを食べてみよう

 17時頃にこちらに到着。ラーメンを食べることに。

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 調子に乗って唐揚げもつけてしまいましたが、さすがにちょっと多すぎたので、友人に1個あげました……(笑)。

 ここのラーメンは、麺がもちもちしていて、今まで暮らしたどの地域のラーメンとも違う感じ。美味しかったです。

 

 そして18時頃に郡山駅に戻ります。

 駅ナカの書店を見たり、おみやげを選んだりしたあと、少しだけお酒も飲んで帰ろう、ということになりました。

 

駅ナカの「もりっしゅ」でお酒を楽しもう

 こちらのお店に行きました。

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www.s-pal.jp

 

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 ソーシャルディスタンスを呼びかける、かわいい貼り紙。

 

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 日本酒も、ビール飲み比べも、どれも美味しく癒されました。

 

 これを書いている今は、都内では酒類の提供が中止されています。

 こうしてお店で友人とお酒を味わえることって、貴重なことだったんだな……と改めて感じています。

 

 合唱曲好きな私にとっては、合唱の強豪校が集まる郡山は憧れの街でもあったので、こうして今回、街の中を散策できたのも嬉しい。

(10年前にも郡山には訪れてはいるのですが、震災後の復興イベントの一貫だったので自由に散策できる時間はなかった)

 

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 今回、ほとんど音楽要素はない旅ではありましたが、音符があしらわれたかわいいラベルの日本酒「結芽の奏(ゆめのかなで)」という日本酒を買えたので良かったし、温泉もいっぱい楽しめたので満足です。

 

 今はコロナ禍ということもあり、合唱の大会や観覧もあまり行われていないかもしれませんが、落ち着いたら郡山に合唱を聴きに行きたいなぁ……。

 

 そんなことを考えた旅でした。

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3.11から10年、我らが向かうは白河の関

もう一度、福島県に行こう

 昨年秋に一緒に福島県に行った震災文学研究者の友人と、この春もまた福島県に行ってきました。

 前回行ったのは、いわき、楢葉、富岡、双葉などの浜通りでしたが、今回訪れたのは白河、郡山などの、いわゆる「中通り」と呼ばれるエリアです。

 友人は白河で行われている写真展に興味があり、私は郡山の街に興味があるので、1日目は白河、2日目は郡山を中心に楽しむことになりました。

 

アウシュヴィッツ平和博物館」へ

 3月21日(日)、午前6時台に友人と東京駅で合流し、旅行スタート。

 青春18きっぷを使い、福島県白河市の「白坂駅」に向かいます。

 

 午前11時前に白坂駅に到着。まず最初に向かう「アウシュヴィッツ平和博物館」は、駅から徒歩6分。

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 そもそもなんで福島県アウシュヴィッツ博物館なんてものがあるんだ?

 一体どんなところなんだろ……? と思いながら訪れてみて、ちょっとびっくり。

 

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 博物館、というよりは「古民家」という感じ。

 

 ここでまずはアウシュヴィッツ関連のビデオを観ることになります。

 この内容がなかなか衝撃的で、「アウシュヴィッツで起きたこと、これまで何にも知らなかったんだな……」と感じて物悲しい気分になってしまいました。
 インターネット上の言論でもよく、独裁的な考え方に対してナチスだのヒトラーだの例えられるのを目の当たりにしてはいましたが、歴史の授業やネット言論で目にするあれこれでは、全然「知ってる」うちに入らなかったな……と痛感。

 この博物館内には、アウシュヴィッツ収容所で実際に使われていたお皿や、捕虜が着ていた服などの展示もありました。それらも一度見てみる価値はあると思います。

 

 ビデオを観終えたあとは、写真展を鑑賞しました。

 今回観た写真展は、こちら。 

am-j.or.jp

 韓国の写真家・鄭周河氏の展示です。3.11後の福島を撮った写真の展示。

 撮られた写真にはタイトルもキャプションも何もないため、「これは何を意図して撮ったんだろう」と考えながら鑑賞することも新鮮な体験になりました。

 

 「アウシュヴィッツ記念博物館」の周囲には、こんなコンテナもありました。

 このコンテナも博物館の一部となっているようです。

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 コンテナの中はこんな感じ。外国(ドイツかな)の子どもが描いた絵が飾ってありますが、いつ描かれたものなのかわからないのがやや残念。第二次世界大戦で生き残った子が描いたのか、歴史を学んだ最近の子が描いたものかも分かりません。

 

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 コンテナから外を覗いてみたらこんな感じ。

 

 ほかには、「アンネ・フランク・ぎゃらりー」なるものもあったので行ってみました。

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 写真や資料多めで、見ごたえがあります。

 

 

 また、この敷地内にはアウシュヴィッツ関連の展示のほか、「原発災害情報センター」なるものもあるようなので行ってみました。

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 が、残念ながら休館中。

 

 原発関係のパネルが屋外に色々ありました。
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 あれこれ見ていたらいい時間になり、そろそろお昼にしようか、ということになったので、この敷地を出ることにします。

 

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 栗が落ちてる。

 

 このアウシュヴィッツ平和博物館や白坂駅近辺には飲食店はあまりなさそうでしたが、調べてみたところ徒歩圏内に3件ほどあったので、近くの店を目指します。

 

 今回訪れたのは、「来々軒」という定食屋。

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 ネットでは「ラーメン屋」カテゴリになっていますが、ラーメン屋というより「定食屋」という感じでした。私はとんかつ定食をいただきました。ボリュームたっぷりで美味しい!

 

白河神社に行こう

 お昼を食べたあとは、白河神社を目指します。

 白河神社の付近には駅はなく、バスの本数もあまり期待できないのでタクシーを使うことに。

 

 タクシーに揺られること約12分で到着。早い!

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 白河神社は、かつて下野と陸奥を結ぶ国境があった「白河の関」を境内とした大きな神社。関所としての役目を終えてからは、松尾芭蕉源頼政などの歌人俳人も多く訪れたそうです。

 

 タクシーを止めてもらった道路沿いにある小さな売店みたいなところが社務所になっているようで、そこでまずは御朱印をいただきました。

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 昨今は新型コロナウイルス対策ということで、書き置きタイプの御朱印が多い中、今回は直接書いていただくことができました。嬉しい。

 また、LINEで白河市の公式アカウント「まちなび白河」と友達になると250円分の割引クーポンが使え、御朱印にも対応しているということだったので、さっそく友達になってクーポンを使いました。250円って中途半端だな。でもラッキー。それにしても、御朱印とLINEの割引クーポン、っていうのもなかなかシュールな取り合わせ。

 

 また、近くにあったおみくじも何気なく引いてみたところ、大吉!

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 幸先良さそうです。

 

 雨がひどくなってきたので一旦「白川関の森公園 物産センター」という建物に避難し、雨が落ち着くのを待ちました。

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 雨足が弱まったタイミングで物産センターを出て、白河神社の本殿へ向かいます。

 

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 さすが俳人が多く訪れただけある。お賽銭箱の横には、投句箱もありました。

 

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 こんなものも。

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 こういうものも見つけて、歴史を感じました。

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 歴史ある杉の木。

 

 

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 桜もあります。

 

 

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 こういうものも見つけて、ここが福島県であることを再認識させられたり。

 

 そんなわけで、白河神社を後にします。

 

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かわいい白河駅

 バス停で、冷たい雨が降りしきる中しばらくバスを待ち、バスに揺られること約30分。白河駅に到着します。

 

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 レトロな感じで、かわいい駅舎!

 

 駅の中にカフェがあるので、休憩することに。

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  地方の駅の中のカフェ、ということであまり期待していなかったものの(失礼)、この「えきかふぇ」、レトロな可愛さがあって居心地の良いお店。

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 雑誌などの読み物も充実しており、コンセントも使え、ちょっとした作業もできちゃいそうな感じ。もちろんカフェメニューもたくさん。

 私が食べたスコーンもコーヒーも美味で、疲れた身体に染み渡りました。

 

 カフェでしばらく過ごしたあとは、電車に乗って、ホテルのある泉崎へ向かいます。

 

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 駅構内。Suica使えないアピールがすごい。左側の「スイカ」がじわじわくる。

 

「泉崎カントリーヴィレッジ」にようこそ!

 泉崎駅に着くと、ホテルからの迎えの車が到着していました。

 事前に連絡を入れておけば、ホテルから迎えの車を出してもらえるのです。

www.izumizaki-cv.com

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 ホテルに到着! 謎のオブジェがお出迎えです。

 

 私たちが今回泊まるのは、温泉が併設されている「ターミナル棟」からは少し離れたところにある、「ログ棟」のほう。ログハウスになっているのです。

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 廊下はこんな感じ。

 

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 部屋から窓の外を眺めると、こんな感じ。まるでキャンプか何かに来たような気分が味わえます。

 

 まずは荷物を置き、併設されている温泉へ。

 露天風呂もあり、人も少なく、のんびり過ごせました。

 

 そしてお待ちかねの夕食。

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 豪華!

 

 もちろん、日本酒も楽しみました。

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 飲み比べセットの3つはどれも味わいが違って、飽きのこない取り合わせ。

「『愛郷の輝き』が好みかも……あ、でも『陣屋』のほうがこの料理に合うな」などなど、いろんな料理とのマリアージュが楽しみやすいのもいい。

 

 やっぱり福島旅行はいいなぁ。温泉と日本酒という、私の好きなものがどちらも楽しめる。あした行く郡山は、私の憧れのまちの一つなのでそれも楽しみだなぁ……。

 そんなことを考えながら、この日の夜は早々と眠りにつきました。

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学びが溢れる春にようこそ

 はじまりましたね、新年度。

 noteのほうにも書きましたが、私は3月25日から職業訓練に通い始めました!

 私にとってはそこからが実質「新年度」という感じです。

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「キャリア相談員養成講座」に通ってます

職業訓練校とは何ぞや?」といいますと、自治体や国が再就職のために開講しているスクールがあるのです。ハローワークを通じて申し込みます。

 どのようなものがあるのかというと、
 パソコン操作の基本を学べるものや、Webデザインやプログラミング、医療事務、介護、経理アロマテラピー、ネイルなど幅広くあるようです。

 最近は、イマドキな「動画制作」や「キャラクターデザイン」の訓練校もあったりもするようですよ(どんなものがあるかは時期や地域によりますが、田舎だから良い講座が少ない……ということでもないようです)。

 気になる受講費用は、教科書代のみ(数千円〜1万円程度)。民間のスクールに比べるととってもお得!

 

 私は今回、「キャリア相談員養成講座」の訓練校に通っています。

 キャリアに関する相談業の仕事に就くための基礎的な内容や、メンタルヘルスの知識、対応スキル等が学べる講座となっています。

 

 通い始めてまず思ったのは、大人になってから学校に通うのってとっても楽しい!

「日直」なんて言葉を使うのはいつ以来だろって感じだし、配られたプリントを後ろの席にまわすのも大学生以来……?

 

 訓練校の仲間は15人。1:3くらいの割合で女性が多いです。年齢は、20代後半〜50代くらいの方まで幅広くいらっしゃり、皆さんバックボーンもバラバラ。

 ほかの訓練校がどのような感じなのかはわかりませんが、私が通っているこの講座はコミュニケーションについて学ぶ側面があるため、ワークショップも豊富。

 訓練校2日目に行われたテーマトークのとき、「もしこの教室に宇宙人がいたらどうする?」などのお題が出たときは、「こんな子供騙しみたいなワークショップでホントにキャリア相談のスキルがつくのか……?」なんて思ってもいましたが(笑)、やがて労働法の授業など座学の時間も増え、本格的な内容も増えてきました。

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労働法の勉強、楽しい!

 ある日の訓練校帰りのこと。訓練校で労働法について学んだついでに、書店で労働法の本をいくつか立ち読みしてみました。

 これが、意外と面白い!

「面白い書き口の本が多い」というよりも、「講義で基礎的な話を聞いていたから面白く感じられる」「仕事やキャリア、働き方について疑問や問題意識を持っている私にとっては、『労働法』は興味関心とぴったりなテーマだった」という感じです。

 ざっと見た限り面白そうだったのは下記の本。購入を検討しているところです。

教養としての「労働法」入門

教養としての「労働法」入門

 

 

FP3級の勉強、はじめました

 申し込むかギリギリまで迷いましたが、申し込んでみることにしました。FPこと「ファイナンシャル・プランニング技能検定」3級の試験。

 前々から気になってはいたものの、これまで受験を考えるまでには至っていませんでした。そんなときにこちらのブログを読み、「これは学んで見る価値ありそうだ」と思ったので、この春に勉強してみることにしました。

ao8l22.hatenablog.com

 私の場合、個人的にもお金の使い方や制度についてきちんと知っておきたいというのはもちろん、ナイトワークで働く女の子のセカンドキャリア支援事業を行う際も、お金の使い方を学んだり、教えたりできるようになっておくことは大きいだろうという考えもあり、受験を決めました。

 

 FP3級の受験をする話を訓練校の仲間に話したところ、その人が過去に使っていた講義DVDをお借りすることもできました。

 少し古いため現在とは内容が違う部分もありましたが、間違い探しをする気分で最新のテキストと見比べるのも、なかなか勉強になります。

 最新内容を踏まえた講義動画はきっとYouTubeなどにもあるとは思いますが、「ネットでいつでも観れる」と思うと逆に見ないままになってしまうもの。私は、人から借りたことによって勉強のモチベーションが湧きました。

みんなが欲しかった! FPの教科書 3級 2020-2021年 (みんなが欲しかった! シリーズ)
 
みんなが欲しかった! FPの問題集 3級 2020-2021年 (みんなが欲しかった! シリーズ)
 

 

オンラインビジネススクールでも学びたい!

 ある日Twitterを眺めていたら、こんなツイートが流れてきました。

(※こちら、もう応募は締め切られています)

 財務、営業戦略、ビジネス会計、マーケティングを無料で学べるとのこと……!

 応募資格を確認してみたところ、私、幸か不幸か、どうやらギリギリ資格を満たしているようでした。(昨年は転職が多かった関係もあり、年収が低かったのです……)

 こちらの選考に通った場合は、ゴールデンウィークの4日間、集中的にオンラインでこれらの授業を学べるそうです。

 トイアンナさんのツイートにはいつも多くの学びを得ており、そんな彼女が携わるスクールならきっとクオリティの高いものなんだろうと思うので、期待しています。

 

 以上が、私がこの春に学びたいことです。

 もっと細かいレベルの話では学びたいことや磨きたいことはもっともっとたくさんありますが、あまり広げすぎても収拾がつかなくなってしまうので、このへんにしておきます。

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ベトナムでの思い出(ホーチミン訪問 3日目)

 昨年3月に、漆作家の友人・ミカちゃんとベトナムを訪れてから早1年。

 タイミングを逃してしまい、ベトナム旅行の記録が2日目で止まってしまっていたのもあるので、ここに3日目の旅行写真を載せてみたいと思います。

 

 1日目、2日目はこちら。

www.wuzuki.com

www.wuzuki.com

 

朝ごはん

 2020年3月7日(土)、ベトナム旅行3日目。

 この日も朝ごはんはホテルのバイキング。

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 相変わらず、いっぱい食べてしまった……w

 

サイゴン動植物園へ行こう

 この日、案内してくれたのは大学生のMちゃん。

 まずは、「サイゴン動植物園」に向かうことに。

 

 ここは、アジアで一番最初にできた動物園だそうです。

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 遊園地も併設されているようでした。

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 この動植物園、とーーーっても広かった。こんなに広いところを歩き回ったのっていつ以来だろう。

 疲れたので、途中の休憩時にアイスを食べたよ。

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「Quan Bui」でお昼ごはん

 動植物園のあとは、10分ほど歩いたお店でお昼ごはん。

 家庭料理のお店に行ったよ。

 どれも美味しく、かなりお腹いっぱいになり、ちょっと残してしまいました。

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ピンクの「タンディン教会」へ

 お昼を食べたあとは、フォトスポットである、ピンクの教会こと「タンディン教会」に行ってみよう、ということになりました。

 配車サービスアプリ「Grab」で車を呼んで乗り、教会へ。

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 この日は閉まっていたので中には入れませんでした、残念。

 外から写真を撮って楽しみました。

 

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「Cong Caphe」(コンカフェ)へ

 教会のすぐ近くに、ベトナムで有名なカフェがあるということで行ってみることに。

 この「コンカフェ」は、ベトナムのあちこちにあるそうです。

 

 練乳入りの、甘いベトナムコーヒーを飲んだよ。

 店内はところどころにレトロな要素がありました。可愛い。

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グエン・フエ通りに行こう

 それからは、通りを歩いて散策。

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 本屋に入ってみたりもしました。日本の漫画もあったよ。

 ミカちゃんとMちゃんは、「僕のヒーローアカデミア」の話で盛り上がっていました。

 私は、「日本の俳優だと山崎賢人くんが好き」というMちゃんと「斉木楠雄のΨ難」の話をしたりも。

 

 

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 このあたりまで戻ったところでGrabに乗り、ホテル方面まで戻ります。

 途中、スーパーの「コープマート」に寄ってお買い物。

 ここでMちゃんとはお別れです。一日付き合ってくれてありがとう!

 

 

 ホテルで荷物を回収したあとは、空港に行く前に、近くのカフェで夕食を食べます。

 

 ベトナムで2度目のフォーをいただきました。

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自己分析、そしてコーチングのススメ

 1月〜2月は、自分を見つめ直す月間として過ごしていました。

 これまで自分がやってきた活動や仕事で、どんなことが褒められてきたか。

 どんなことが楽しかったか。どんなことが成果を出せていたか。

 そして、じぶんがほんとうにやりたいのはどのようなことか、などなど……。

 

 そんな「自己分析」には、この本が役に立ちました。

 数年前、人気ブロガーとして名を馳せた八木仁平さん。やがてお金以外の働く目的を見失って鬱状態になったとのこと。のちに「自己理解」に取り組み、現在は独自の「自己理解プログラム」を広めるお仕事をされているそうです。

 この本に書かれている分析方法は、他の類似書には書かれていない方法を取っており、なかなか参考になります。コロナ禍で仕事を失いこれからどうするか模索中……という方もいらっしゃると思いますが、そんな方にも役に立つかもしれません。(私は、ハローワークで提出が求められる「ジョブカード」を書く際、特に役に立ちました)

 

 じぶんのこれからやりたいことが見つかると、変えていきたい行動の部分も少しずつ見えてきました。

 また、私自身も今後の仕事のために、コミュニケーションについて専門的に学びたいと思いはじめ、コーチング」についての興味が高まってきていました。

コーチング」とは、対話を通じて相手のパフォーマンスを引き出し、目標達成の支援を行う方法のこと。

 これまでもなんとなくは知っていたものの、実際に受けたことはありませんでした。

 

 そんな矢先、Facebookで友人のこんな投稿を発見……!(※転載許可もらってます)

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 都内(現在は離島勤務のようですが)で教員をしている女友達が、コーチングを受けてくれる人」を募集しているとのこと。

 ぜひ受けたい! と思い久々に連絡を取ったところ、無事にコーチングをしてもらうことができました。

 

 私が話していく中で出てきたキーワードや、話し方などから「うづきさんは、このことについて特に引っかかりを覚えているのではないでしょうか」「このことに対して、よりアンテナが向いているのではないかと思いました」など、適切な分析を行っていただき、話していくうちにやるべきことがクリアになってきて、頭の中が整理されていくのを感じました。

 これまで彼女に行ってもらったコーチングは2回。来週、また受ける予定です。

 

 

 ちなみに「コーチングを受けてくれる人」のことは、まだ募集しているそうです。「友人の紹介も歓迎」とのことでした。

 ZOOMで行います。費用はかかりません。

 もし、コーチングを受けてみたいという方がいらっしゃいましたら、一度私まで連絡ください。こちらの友人まで繋げたいと思います。