これからも君と話をしよう

一度はここから離れたけれど、やっぱりいろんな話がしたい。

【書評】未経験から始める しっかり稼げるおうちライターの教科書

 友人が紹介していたことでこの本を知り、読んでみることにしました。

 2016年頃の「ブログ飯」ブームの頃は「ブロガーのなり方」「ライターのなり方」といったコンテンツはいくつか読んでみたこともありましたが、ここ3年ほどは、文章術や校正・編集の本は読むことはあっても、ライターについての本はチェックしていませんでした。

 こちらの本は、Amazonレビューも評価が高く、内容も良さそうなので読みました(また私自身、数年前は少ないながらもライター案件を受けていたことがあったものの、ここ最近は受けていなかったので、久々にライターとしても稼働しても良いかも知れないな、という気持ちもありました)。

 この本は、ライターとしての文章の基本から、取材の方法、SEO対策の具体的なテクニックが凝縮されており、基本的なことが1冊で分かるようになっていたことが良かったです。どれかに特化した本は多いにせよ、入門書としてこれらが1冊に入っているのは、あまりなかったような気もします。

 だからといって分厚く読みにくい本でもなく、著者の方が対象としているような、忙しい主婦の方でもスラスラ読めてしまう分量なのも、ちょうど良い感じです。

 

「ブログ飯」ブームからやや時間が経ち、ライターやSEOの本も久々だったため、それまで知らなかったツールを知ることができたのも勉強になりました。

 

 本文中の記述で気になったことがあるとすれば、「取材」のページで「なるほど」という相槌が本文中の会話の中で出てきたり、「なるほどですね」という表現が小見出しに書かれていたこと。ただ、このような言い回しも、最近は気にしない人も多そうなので、問題ない範囲かな、と思います。