これからも君と話をしよう

一度はここから離れたけれど、やっぱりいろんな話がしたい。

退職エントリ、あるいは逡巡の記録

 最終出社日は4月26日になった。金曜日。平成最後の平日だ。

 
 会議が長引き、思ったより会社を出る時間が遅くなってしまった。友人たちとの約束には間に合うだろうか。慌ただしい最終日だ。

 でも、それでいい。ひとりでいたら感傷的な気持ちになってしまう。

 別に、職場が嫌になって辞めるわけではない。これまで、学校や習い事のほとんどは、引っ越しのような「やむを得ない事情」で辞めていた。自主的な都合でなにかを辞めることは、どうにもまだ慣れない。

 

 4月1日月曜日の午前中、という、まるでウソなのかホントの決意なのかわからないようなタイミングで退職願を出した。

 その直後に新元号が発表された。令和。そんな、新しいスタートを切るにはぴったりのタイミングでの決断だった。

 

 私はこれまでも何度か、転職活動を始めては止める……ということを繰り返していた。

 2013年春に就職し、事務職に就いて早数年。2016年頃からは、ほかの業務にも挑戦したいと常々思っていた。

 ただ、いまの職場を辞めたい切羽詰まった理由もなかったので、転職活動へのモチベーションもあまり持続しなかった。でも、それで特に困ったこともなかった。むしろ現職は業務環境としては比較的恵まれていたこともあり、そのまま仕事を続けていた。

 

 でも、2019年春。とうとう辞めることを決意した。私自身も30歳になり、未経験から新しい仕事を始める場合での、ある種のラストチャンスになると思ったからだ。

 定時で帰れる事務職のメリットももう十分受け、学ぶべきことは学べたと思っている。あまり、直接的な売上の貢献はできなかったかもしれない。でも、そんな状態でこのままズルズルと続けてしまうことは、私にとっても職場にとってもマイナスになってしまうと思った。

 

 転職活動も始めないまま、つまり、次の職場の内定ももらっていないまま辞めることを決めた。私にはとても勇気が要る決断だった。 


 ただ、私は2013年に正社員として就職してから、一度も転職をしていない。

 まわりの友達には転職や独立経験があるひとが多いのため(仲のいい子に限って言えばほぼ100パーセント。例外は公務員や研究職の友人くらいか)、他社で仕事をしたことがないことにコンプレックスすら抱いていた。

 でも、転職活動に関して言うなら、ひとつの会社で長く勤め、転職未経験であることは決して不利になる要素ではないということも感じていた。そのため、たとえ次の仕事が決まらないまま辞めても、そのまま何ヶ月もずっと仕事が見つからない……ということはないだろう、と踏んでいた。

 
 私は新卒での就職活動は、なかなかうまくいかなかった。そのこともあり、次の転職もうまくいかなかったらどうしよう、と不安な部分もあった。

 ただ、新卒時に就活がうまくいかなかったことについては、その理由や反省点はじゅうぶん承知しているつもりだ。(このことについて書くとなると、かなり長く重い内容となるので機会があったら後日書く)

 そもそも、私が新卒での就活をしていた2011〜2012年頃とは経済情勢も異なれば、私自身の気持ちの持ち方としても、頼れる相手や知識の有無も大きく違う。かつて就活がうまくいかなかったから……といって、その失敗をいつまでも引きずる必要はない、とやがて考えるようになった。
 

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 4月中旬以降、腰を据えて転職活動をしてみて気づいたことは、いくつもあった。

 

 まず最初のうちは、なかなか声が出なかった。面接での応対に戸惑ってしまうことも多かった。

 普段の仕事は庶務業務が中心で、あまり外部の人と話す仕事でもないためか、人とうまく話せなくなっていた。そんな自分に自分でも驚いた。家族や友人とはそれなりに会話もしていたはずだったんだけどな。なぜうまく声が出ないんだ。リハビリのために、久しぶりにツイキャスやネット配信やろうかと考えたくらい。しなかったけど。

 

 転職活動には、Wantedly、LiBzCAREER、マイナビ転職、リクナビNEXTを使った。

 転職エージェントは使わないことにした。これまでの転職活動でも何度か利用したことがあったが、企業への興味が追いついていないまま応募することになってしまったり、私の興味とあまり一致しないタイプの求人を紹介されることも多かったため、じぶんのペースで転職活動をするためには、当分は一人でやってみようと思った。

 

 自分自身がこれまでプライベートでやってきた活動や、これからやっていきたいこと(仕事、プライベート問わず……というか私はここをあまり分けたくない)を棚卸ししてみた結果、私は、「人と情報の適切なマッチングをすること」への関心が高いことに気づいた。

 その上で転職活動をしてみる場合、「ITエンジニア」(プラットフォーム作りに携われる)、「人材・採用関係」(文字通り、人と仕事のマッチングに直接関われる)、「営業職」(人や企業と、商材のマッチングができる)などとの相性が良いのではないかとまず考えた。また、前職とあまり変わらないような事務職を続けることも選択肢として考えた。

 

 いくつかの面接を受けてみて、「ITエンジニア」は、少なくとも今回の転職で目指すべきところではないことがわかった。インフラエンジニアにしても、Web開発系にしても、どちらにしても今の私が目指す方向性とは異なりそうだった。

 そして、事務職、営業事務などの事務寄りの仕事も、転職サイト経由でのオファーは多かったものの、いざ面接となると落ちることが多かった。

 一方、人材や営業に関する仕事は、いくつかの面接を通過することができた。

 そして4月中旬から転職活動を始めた結果、5月22日に通信系企業の営業職での内定をいただくことができた。

 

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 未経験からのスタートになるから、給料が減ることは覚悟していた。だが今回、幸いなことに前職とあまり変わらない待遇からのスタートになりそうだ。

 そのかわり、年に何度か土曜出勤があるという。ただ、それも短時間であるため、負担としてはそれほど大きくはなさそうではある。

 また、職場も前職より自宅から近いのも嬉しい(前職とは違い、電車の乗り換えが必要とはなるが、通勤時間は約半分になる)。

 そして、将来的に独立を視野に入れている場合は、副業の許可や起業支援も受けることができるそうだ。キャリアの道をひとつに制限したくないので、その点もとてもありがたい。

 


 前職は、オフィスの建物がドラマの撮影に使われるほどキレイなところであり(現在放送中の「わたし、定時で帰ります。」)、通勤には複数路線も使え、周囲に飲食店も充実していた。

 

 次のお仕事では、業務のほか、どのような点に楽しみを見出せるだろうか。どのような人々との出会いがあるのだろうか。私の世界はどのように広がっていくのだろうか。

 これから始まる、夏からの私の新たなドラマに期待していきたい。

 

ビニール傘は誰のもの?

 季節はすっかり初夏の装い。もう少ししたら、梅雨も始まりそうですね。

 Twitterはてなブックマークでは、最近、こんなまとめが話題になっていました。

togetter.com

 タイトルで大まかな内容はわかるかと思いますが、「傘を盗もうとした人を捕まえたら逆ギレされたので、警察を呼んだ」という出来事があったようです。

 

「人の傘を盗んでおいて逆ギレなんて、信じられない!」

「傘や自転車を平気で盗む人って結構いるよね……あれはなんなんだろう」

「傘の窃盗で警察が動いてくれるなんてことがあるんだ」

などのコメントがほとんど。

「ビニール傘なら無くなっても気にしないし、たくさん置いてあったら人のものだろうと使う」

「ビニール傘は天下の回りもの」

というコメントには、批判的な反応も多く見受けられました。

 

 犯罪を擁護したいわけではないんですが、私はこの後者の感覚もけっこうわかります。

 

 私は雨に濡れることが好きではないので、予想外の雨が降ったときにはコンビニでビニール傘を買うことは時々あります。

 でも、ビニール傘って、家にたまる一方。。

 普段はビニール傘を使っているわけではないので、傷むこともない代わりに、捨てるタイミングもなかなか掴めません。

 不要になったビニール傘、誰かが困ったときに自由に使えるようにできたらいいなぁ……とはたびたび思います。

 別に、傘の窃盗を推奨したいわけではないけれど。

 出先から帰宅する短時間のあいだだけ使って、その後は使われることなくゴミになるよりは、使い終えた傘を傘立てから自由に持っていって、循環させられるシステムがあればいいのに。公的なシステムやサービスではなくても、草の根の運動として根付かせることができないかなぁ……。

「ビニール傘だろうと、窃盗は悪いことだ!」というのはまぁ、正しいことではあるのだけれども。

 そこで「正しさ」を理由に倫理観の向上を声高に訴えるのもいいけど、システムやテクノロジー、文化・慣習に目を向けて、どこかに改善の余地がないか考えてみるのも面白いのではないか? と思ったり。

 

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 ……もちろん、私が思いつくようなレベルのことは、これまで何万人もの人が考えてきて、何千人もの人が検討したことでしょう。それでもなおそのようなシステムは普及していないということは、それなりの障壁があるんだと思います。

 

 ビニール傘を使い捨てる文化があることで、雨天時のコンビニの売り上げに貢献している部分もあるのだろうとは思います。使い捨てによって経済が回っているところもあるでしょう。

 でも、環境資源の観点からもビニール傘を使い捨てることは望ましくはないでしょう。コンビニでは傘による売り上げは大きいようですが、ビニール傘の売り場を縮小することで、ほかのサービスの展開ができたりしないかしら……。

 

 そういえば、「ビニール傘でも大切にして、普段使いしている」というひともいるようですね。その場合は名前を書いたり、デコレーションしたりして、ほかのビニール傘との見分けはつくようにして欲しいなと思います。

 わざと他人の傘を盗むような真似はしませんが、自分のビニール傘と間違えてほかのビニール傘を使ってしまったり、使われてしまったり……ということは、私はこれまで何度かありました。そんな経験があるひとも多いのではないかと思います。

 私は1本だけ、同じビニール傘を繰り返し使っていた時期もありました。その際は柄の部分に名前シールを貼ったり、カバーをつけていたためか、間違えて他人に使われるようなことはなかったです。

 

 もちろん、悪意を持って盗む人への対策としては不十分ではあるでしょう。でも、少なくとも「間違えて持って行かれること」、少々極端ですが「他人を予期せぬ犯罪者にしてしまうこと」へのリスクは減るのではないかと。

 同じビニール傘を繰り返し使う人は、何か目印をつけて欲しい。その点はお願いしたいなぁ、と思います。

 

▲これは、「世界を変えた書物」展の物販コーナーで売られていた傘。おしゃれ!

 

 コンビニで売ってるビニール傘、ネームタグ付きで売られていたらいいのになぁ、とふと思いました。

 そして、傘を買ったときにペンを借りて名前を書くことができればいいのに。

 もちろんそれでも盗む人はいるでしょうけど、名前が書いてあることで、盗むことへの抑止効果があったりしないかな……。

 

 

 

 以下、傘に関する記事あれこれ。

 

▼2018年末に立ち上がったサービス。都内だけでなく、最近、福岡でも展開を始めたようです。私もとりあえずLINEだけ登録した。

i-kasa.com

 

▼2007年に「シブカサ」というプロジェクトが立ち上がっていたようですが、もうずいぶん前に終了している模様。学生団体、ギャル、社会貢献……という部分に少し懐かしさがありますね。

www.shibukei.com

 

▼こういうプロジェクトも2017年にあったようだけど、目標の回収本数を達成して終了した模様。

ベン&ジェリーズとテラサイクル、 世界初のビニール傘リサイクルプログラムを開始

https://www.unilever.co.jp/Images/press-release-ben-jerrys-umbrella-recycling-171220_tcm1291-514502_ja.pdf

 

▼煽り気味のタイトルの記事だけど、全国でのいろんな傘レンタルサービスのことが紹介されていた。

academic-box.be

 

▼2018年の記事。いろんな企業の取り組みが紹介されていた。

www.tbsradio.jp

 

可燃ゴミとして処分できる傘の制作を行う、高専生のレポート。

環境へ与える傘の廃棄問題

https://gakuen-hachioji.jp/wp-content/themes/cuh/images/presentation-pdf/2018/2018_262_P036.pdf

 

▼先月書いた記事。フリマにビニール傘を持って行ったら、晴天なのに意外と売れた!? 

www.wuzuki.com

 

▼かぶる傘。友人の平田さん(id:tomo31415926563)が以前使っていて気になった。

好きと嫌いと不快について ──食と文化を考える──

 先月末、はてなブックマークにてこんな記事が話題になっていた。 

nlab.itmedia.co.jp

「好き嫌いが多すぎるので、嫌いな食べ物のリストを部署内で共有している」という編集者Bさんのエピソードを、漫画を交えつつ紹介しているこの記事。

 コメント欄では賛否両論のようだ。

「こういう人とは関わりたくない。飲み会に来て欲しくない」

「好き嫌いがあまりにも多すぎる人は、人格に問題があると思う」

「親のしつけがなっていなかったのでは」

「何か精神医学的な原因があるのでは」

という意見もあれば、

「そういう人もいるんだから、多様性も認めようよ」

「好き嫌いと人格を結びつけるのは差別的では」

「感覚過敏の場合、親のしつけとは無関係かもしれない」

「自分も好き嫌いが多いから、人格否定に結びつけられるとつらい」

という意見も見受けられた。

 

 私自身はどう思ったかというと、この記事には正直、不快になった。

(「もしかしてこの人は、食事や飲み会に誘われたくないからあえて『好き嫌いが多い』ことにしているのでは……?」とも思ったけれど、だとしたらそんな面倒臭い方法を取ったり、わざわざ嫌いなものリストを共有する必要はないだろう)

 

 では、どの点を不快に感じたのか。不快と感じた人がどうして多かったのか。その理由を考えてみた。

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開き直っているように見えるから?

「好き嫌いが多いこと」「嫌いな理由を挙げていること」について、Bさんが申し訳なさそうにしていたらまた印象は違ったかもしれない。

 しかしこの記事を読む限りだと、冒頭部のBさんは笑顔で描かれており、好き嫌いが多いことを面白おかしく話しているように見える。

 これだけの量の好き嫌いがあり、ヴィーガン対応やアレルギー表示のある店で対応できるわけでもないということを考えると、同じ部署の人は配慮もさぞ大変だろう。その点についての気遣いや申し訳なさが感じられないことから、図々しさを感じてしまった。

 

読者への配慮が感じられないから?

 Bさんはあくまでも、友人との内輪話のつもりで話していたのかもしれない。しかし、この記事の読者には様々な人がいる。農業・畜産・水産業に従事する人もいるかもしれないし、それらの仕事の従事者を身内に持つ人、食材の運搬や調理、飲食店の経営等に関わる人もいるだろう。

 サラダについて「そのへんに生えている植物」と表現するのは、友達との冗談話なら笑えたかもしれないけれど、農業の仕事をバカにしているようにも思える。この発言を公開することは、農業従事者に対しても失礼なのではないだろうか。

 もちろん、嫌いなもの・食べられないものがあることは仕方ないし、好みを表現することも自由だ。

 ただ、「これが嫌い、あれが嫌い」と失礼な表現混じりで面白おかしく全世界に向けて発信してしまったら、「そういうことを言う人のことは私も嫌い。こちらのご飯も不味くなりそう。一緒に食事をしたくない」という反応が寄せられるのも、致し方ないだろう。

 

わざわざ「理由」が書いてあるから?

「飲み会やランチで困らないように、食べられないものを共有したい」という目的であれば、わざわざ理由まで書く必要はないように思える。しかもその理由について、モザイクをかけるくらいの表現を使っている行為は疑問に思った。

 ただこれに関しては、「理由を書いておくことにより、苦手なものの傾向をわかってもらいやすい」というメリットはあるのかもしれない。

 

あと、細かいことだけど。

 リストの中で「しいたけ」と「きのこ全部」という項目があるのが気になった。

 しいたけとそれ以外のきのこを分けるとしたら、「きのこ全部」ではなく「他のきのこ」とすべきでは……? 編集のお仕事なのにそのあたりは気にならないの……? なんてことを思ってしまった。

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じゃあ、どうすればよかった?

 では、どうすれば良かったのだろうか。

 コメントの中には、ライターの斎藤さんの「全く共感できないけれど面白い」という受け取り方に好感を持っていたり、多様性を尊重する態度が良いとするものも多いようだ。

 しかし私はあまりそのようには思えず。むしろ、斎藤さんにはもう少し頑張ってもらいたかった。

 これだけの好き嫌いがありつつも、配慮してもらえて飲み会に呼んでもらえるBさんはきっと魅力的な方なのだろう。「好き嫌いが多い」というだけではない、Bさんの特徴や魅力について、もう少し説明が欲しかった。

 

 また、

好きな気持ちと嫌いな気持ちって、ひょっとしたら紙一重なのかもしれませんね。

 記事の最後に、斎藤さんはこのように結んでいる。ここをもう少し広げれば、読者の抱いた不快感も多少は緩和されたのではないだろうか。

 たとえば、Bさんの「嫌いなものリスト」の嫌いな理由の横に、ライターさんは「その食べ物を好きな理由」を書いてみてはどうだろうか。 

 こんな感じに↓

f:id:wuzuki:20190513173221p:plain

 ……んー、でもこうやって並べてしまうと、Bさんがその食べ物を嫌いなことを打ち消したい、否定したいような書き方に見えなくもないなぁ。

 こうやって「バランスを取ろうと思って好きな理由も入れよう」とすると、嫌いな理由のインパクトは緩和されるものの、Bさんのユニークな感受性が霞んでしまい、結局なにを伝えたいのかわからない記事になる気もする。

 そもそもこの記事自体、別に炎上しているというわけでもないし、失敗というわけでもないだろう。多様性や好き嫌いへの問題提起としては、現状のままで十分良い記事とも言えるのかもしれない。

 

 相互理解って口で言うほどたやすくないこととか、「敏感、過敏であること」がある種の弱みにも強みにも機能することとか。このブログ記事を書くことによって私もあれこれ考えさせられた。そして食材の名前を見ていたらおなかがすいてきた……。

 たとえばこのBさんの好き嫌いに合わせた食事に行くとしたら、焼肉食べ放題とかデザートバイキングとかになるのだろうか。どちらも久しく行ってないな……。

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吉祥寺PARCOフリマに出店してみた結果

 保険の営業について「晴れの日に傘を売るようなもの」と例える方もいた気がしますが。

 そんな晴天の4月21日(日)、友人たちとフリマに出店をしてきました!

 

 今回参加したのは、このフリーマーケット

trx.jp

 吉祥寺パルコの屋上で毎週、開催されているようです。

 

 同年代の女友達2人男友達1人、そして私の、計4人で出店することに。(本当はもう1人男友達が入る予定だったけど仕事で来れなくなった)

 出店料は1ブース2,500円で、割引券を使って2,300円。これを4人で割ると、1人あたり575円の出店料で済みます。

 

 私の出品物は、こんな感じ。

docs.google.com

 雑誌の付録や、買ったけど結局使わなかった文具、未使用のファッション小物、あまり高くないブランドの服などがメイン。

 

 ほかの仲間は、

 Yちゃん……アクセサリーと服がメイン、割といいブランド小物や、文庫本が少し(アクセは市販のものもあれば、ハンドメイド作家さんが作ったものも)

 Eちゃん……ほぼ新品のバッグや靴、割といいブランドの小物や服、マンガ本のセット

 Mくん……使い込んだバインダー数枚、ビニール傘数本

などを持ってきていました。

 

「ちょっと待って。ビニール傘!?」

「この晴天の日に、ビニール傘なんて売れるの!?」

「安くすれば売れるんじゃないかな」

「そういう問題かなぁ……」

 そんな会話をしつつも、着々と準備は進んでいきます。

 

 8:40に受付を済ませ、フリマ準備。

 準備の様子。

 

 10時少し前くらいから、ちらほらとお客様がやってきました。

 

「このフリマは値引きが活発に行われている」という情報を得ていたので、値段は全体的にやや強気に設定。元値は3,000円くらいだった服は、500〜1,000円程度に設定しました。

 Eちゃんの新品のバッグや服は、2,000円前後のものが多かったような。Yちゃんのアクセサリー類は500円程度。そしてMくんが持ってきた傘は1本10円、バインダーは20円で売ることに。

 

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 ……結果、

 服、なかなか売れない!!

 私の出品物に関しては、INGNIのロングカーディガンと、SUZUTANのワンピースが売れたくらい。

「あまり持ち帰りたくないから、売れそうな綺麗なものしか持ち込んでない」と言っていたEちゃんの出品物は、手に取っていた人も多かったです。

 

 私は、私や妹が大学時代に着ていた服を中心に出品。

 10〜20代が着る服が多いため、おばちゃん多めの今回のフリマでは「私が着るには、ちょっと若すぎるわぁ〜」と言われてしまったり。

 PARCOということで、若い女の子たちも何組か訪れてくれましたが、私が出品した服は手に取ってはもらえるものの、売れず……。

「値札よりもずっと安くできますよ!」とアピールしたものの、そもそも値段の問題ではなさそうな感じでした。まぁ、「安かったら、多少似合わなそうなものでも買う」というものでもなさそうですし。

 

 ……そんなわけで、服の売り上げは今ひとつ。

 ただ、意外と変なものが売れた!!

 服は売れませんでしたが、意外なものは売れました。

 

 私の出品物で言うと、

 キッチンの戸棚用のシート。レース暖簾。(100均で買っていたけど結局使わなかった)

 5本指ソックス、指先用ソックス。Amazonでセット買いしたけど、思ったよりも使いづらくていくつかは未開封だった)

 IDカードホルダー。手鏡。(雑誌の付録)

 千羽鶴用のミニ折り紙。(母の病気も治ってきたので不要になった)

 腹巻き、手鏡、折りたたみ帽子。(福袋に入っていたり、メルカリのおまけとしていただいていた)

 HDDケース。(友人が捨てようとしていたところをもらった)

 アルコールマーカー。(カラーイラスト用に買っていたけど最近はもう使っていなかった)

 これらは売れました。

 どれも安いものではあるけど、未使用品や、実用的なものだったので売れたのかもしれません。

 

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 ただ、ちょっと失敗だったのは、フリマ開始当初にたくさんの人に手に取ってもらえていた「ドローイングインク」について、値引きを渋っていたらやがて誰からも手に取ってもらえなくなってしまったこと。

「もうしばらく経っても売れなかったら、値引きします。今はまだ始まったばかりなので……」と断っていましたが、そんなことはせず、さっさと売ってしまえばよかったなぁと後悔。まぁ、そんなことがあるのもフリマの面白さなんでしょうね。

 

 

 そして……

 ビニール傘、売れた!! 意外と売れた!!

 

 これには驚きました……まさかクソ暑い晴天の日にビニール傘が売れるとは……。

 この日は日差しの強い、とても暑い日。日傘じゃなくても、半透明のビニール傘は日差しを遮るのにピッタリ……ということで、ビニール傘を日傘がわりに買っていく方が何人もいました!! そんな使い方をする人がいたとは……!!

 

 そしてMくんの出品物だと、使い込んだ形跡のあるバインダーもいくつも売れていました。

 多少の汚れは目立つものの、1個20円と安いし、使い込まれただけあって丈夫そう。少し珍しい形のものもあったので売れたのかもしれません。

 というか今回、持ってきたものがいちばん売れたのってMくんだったかも。ビニ傘もバインダーも10〜20円での販売なので、売り上げとしては低めとはいえ、Mくんは私たちの中でいちばん会場に近くに住んでいるということもあり、交通費を考えるとこれはかなり手堅い出品だったのではないかと思います。

 やがて、14時過ぎにフリマは終了。

 Yちゃんはアクセや服、Eちゃんは靴やバッグ、漫画のセットがよく売れていたようです。

 ハイブランド品かガラクタの、どちらかの両極端なものが売れやすい印象を受けました。

 私の売り上げは、2,560円。アルコールマーカーのセットを1,000円で売れたのが大きかったです。

 

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 売れなかったものについての、不用品回収的なことは会場では行っていません。

 ただ、吉祥寺は古着屋さんが多いことは調べていたので、私は売れ残りは全部売って帰ることにしました。

 どこに売ろうか迷ったものの、「モードオフ 吉祥寺店」にすることに。

とwww.hardoff.co.jp

 佐賀や名古屋のブックオフに服を売ったことはあったので、似たような感じかな……と思ってここに。(ブックオフハードオフは別会社のようですが)

 27点の服を持ち込んで30分後、査定結果が出ました。

 値段がついたものは、3点。

 査定金額合計は、30円でした……。

(ただ、値段がついたものはどれも少し前の安い服だったので、どういう査定基準だったのかは謎……)

 

 こんなことなら、フリマの時に「どれでも1着50円です!」とか、破格の値段にして売りさばいたほうがよかったのかもしれないな……。

 まぁでも、着なくなった服は引き取ってもらえたし、みんなでワイワイ言いながらフリマするのは楽しかったし、少しはお金になったから、いっか。

 そんな、フリマ出店体験でした。

 

 また機会があったら、出店してみたいな。

 

マービー ルプルーム 24色基本セット 3000-24A

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ウィンザー&ニュートン ドローイングインク 14ml 12色セット

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フリーマーケット完全マニュアル

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まくはりうづきの本名は? 学歴は? 家族構成は? 調べてみました!

 ……という記事を書かれないために、あらかじめ書いておこうと思います。もし私の身に何かあった場合、間違った情報が拡散されると困るので。

 

 ……とはいっても私、もともと隠している情報もあまりないんですけどね。

 その理由は以下の通り。

  • 引っ越しが多い人生だったこともあり、情報を開示しておいたほうが昔の知人にも見つけてもらいやすい
  • 隠したところで、探ろうとする人は出てくる
  • 「公開SNSでは、本名やリアルのあだ名では呼ばないで」などと友人に注意しなくて済む

 パソコンからこのブログを見ている方なら、左の「フォローする」ボタンのところに、私のFacebookプロフィールへのリンクが貼ってあることにも気づけるかと思います。まぁ、そこに書かれていることが、公開できる情報のほぼすべてではあるのですが。

本名は?

 この「まくはり うづき(Makuhari Wuzuki)」というペンネームは、本名をローマ字にした「Hurukawa Mizuki」のアナグラムです。

 厳密には、Hurukawaではなく「Furukawa」で、「うづき」は「Wuzuki」ではなく「Uzuki」とすべきなんでしょうけど……(苦笑)。

 下の名前はひらがなです。本名のほうは「づ」ではなく「ず」です。

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年齢は? 学歴は?

 1989年3月2日 長野県長野市生まれ

 1992年春  東京都東久留米市に引っ越し

 1993年春  東久留米市上の原幼稚園*1

 1994年春  岡山県岡山市に引っ越し。岡山市立三勲幼稚園へ

 1995年春  岡山市立三勲小学校に入学

 1996年夏  東京都渋谷区へ引っ越し。渋谷区立代々木小学校*2

 1999年春  長崎県長崎市へ引っ越し。長崎市立伊良林小学校へ

 2001年春  長崎市立桜馬場中学校に入学

 2003年冬  佐賀県佐賀市に引っ越し。佐賀市立成章中学校へ

 2004年春  佐賀県立致遠館高校普通科英語コースに入学

 2007年春  立命館大学文学部地理学専攻入学。京都府京都市

 2011年秋  大学卒業

 

 精神的に不調だった時期があるため、大学卒業が半年遅れています。「ネットのやりすぎで留年か?」と2chに書かれたこともありますが、それはデマです(笑)。

 2013年3月から就職しています。業務と無関係の場では職場の名前は出さない方針なので、勤務先は非公開にしています。

 2013年春は神楽坂、2013年夏~2015年夏まで名古屋、それ以降は都内(港区)に住んでいます*3

家族構成は?

 上記の年表で言うところの「長崎時代」までは父が公務員でしたが、その後、佐賀に引っ越し、父は政治家へと転職*4しています。

 ネットに書かれている情報は微妙に間違っているものがいくつもあるので、情報源として信頼しないでいただけると助かります。(たとえば、両親が知り合ったのは長野となっていたり、母が父より4つ年上と書かれているものがありますが、これはどちらも間違いです)

 また、私自身も、家族や友人に関する話をする際は、軽くフェイクを入れて投稿することがあるので、家族に関する情報は、私が発信したものも含め、あまり信頼しないでください。

 うづきのはなしは信じるな

 オープンなカタチでSNSを使っている家族ばかりではないので、ご理解をお願いします。

顔写真は?

▲幼稚園年長、5歳頃(岡山時代)

 

▲小学校の卒業アルバム。11歳頃(長崎時代)

 

 ▲中学1年、12歳の頃のプリクラ。(長崎時代)

 

▲大学2回生、19歳頃(京都時代)

 

 いまの家には昔のアルバムがないので、あまり写真が見つかりませんでした。

 また見つかり次第、載せたいと思います。

 これでもし私が事件や事故に巻き込まれた際も、マスコミが卒アルを探す手間が省けますね!

恋人は? 結婚は?

 ツイログで「恋人」「交際」「彼氏」「彼女」「夫」「妻」「結婚」「離婚」「パートナー」「配偶者」などのキーワードを入れて調べていただければ、公開できる範囲での最新のステータスが分かるかもしれません。

 ただし、誰かとパートナーシップを結んだり別れたりするたびに書いているわけではないので、参考程度だと思っていただければと思います。

過去のアカウント名は?

 現在は、SNSは「wuzuki」(はてななど)、「wuzuki_」(Twitter、noteなど)で行なっているものが多いですが、2015年頃までは「ginsetsu」アカウントを使っていたものもあります。*5

 InstagramFacebookに関しては「ginsetsu」*6時代のものを使い続けています。

 

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 ……いかがでしたか?

 以前から私のことを知っていた方も、初めて知ったという方も、今後ともよろしくお願いします。

 もっといろいろ知りたい、という方は、各種SNSをフォロー・お気に入り登録したり、このブログの過去記事などを読んでいただければと思います(笑)。

 

 ……ちなみに。もし私の身に何かあった場合、このテのゴシップ記事が書かれることは、私個人は構わないのですが*7、私の家族やパートナー、友人等の関係者に迷惑を掛けることはしないでいただければと思います。

▼ちなみに、以下の本に、父のことが載っているらしいです。

社長・溝畑宏の天国と地獄 〜大分トリニータの15年

社長・溝畑宏の天国と地獄 〜大分トリニータの15年

 
一流たちの修業時代 (光文社新書)

一流たちの修業時代 (光文社新書)

 

*1:現在は廃園。

*2:現在は廃校。

*3:2019年4月現在。最新の情報はFacebookやツイログでご確認ください。

*4:私の本名の苗字と居住地を組み合わせて検索すれば、それらしい経歴の人物はすぐに見つかると思うので、名前などは書かないでおきます。私は、基本的には「娘」として発信しているわけではないため、父の立場と結びつけられることは本意ではないので。

*5:はてなTwitter、noteは「ginsetsu」名義のアカウントも残っていますが、こちらは現在はほとんど使用していません。

*6:「銀雪」というのは以前使用していたペンネームです。

*7:ただし、それで得た収益の一部は独占せず、どこか良きところへ寄付をお願いします。

30年生きてこられたことへのお礼

 いよいよ、この日がやってきた。

 2019年3月2日(土)。

 

 この日、私はとうとう30歳になりました……!

 20代が終わって、とうとう30代。

 大半の同級生にようやく追いつきました……!(笑)

 

 今年も、誕生日会を行いました。

 今年の開催場所は、蒲田にある銭湯「ゆ~シティー蒲田」の宴会場。

 たくさんの友達が集まってくれて嬉しかったです……!

(人数の都合もあり、興味を持っていただいたのに呼べなかったみなさま、すみません💦)

 

 みんなの出し物も、とっても楽しかったです!!

 

 

 

 

 友人の、佑子さん(id:kondoyuko)も、絵日記を描いてくださりました!

▼こちらより引用。

note.mu

 

 みなさんからプレゼントもいただきました。ありがとうございます……!

 

  お菓子も小物もお酒も、見事に私好みのものばかりで、毎日がより一層、楽しくなりました。

 

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 ……ところで、私の誕生日である「3月2日」。

 この日は、昨年「目黒女児虐待事件」として5歳の女の子が命を落とした日でもあります。

 ちょうど去年の3月2日の18時頃────私は誕生日会のセッティングなどバタバタしていたときに、同じ都内の近隣のまちで、1人の子どもの命が、痛く冷たく怖い思いを味わいながらこの世から消えていったのかと思うと、居たたまれない気持ちになります。

 

 もちろん、この子に限らず、日本中、いや世界中でさまざまな理由でさまざまな人たちが命を落としている現実はあるでしょう。

 

 みなさん、さまざまな意見や考えもあるかもしれませんが。

 私の誕生日会の余剰金は、子どもの支援に関わっているNPOに、寄付させていただくことにしました。

 

 私が30年生きてこられたのは、タイミングや運の良さ、そして直接的・間接的なみなさまの支えだと思ってます。

 なので私も、より直接的な形で、その恩恵を他者に還元できたらな、と。

 

 

 誕生日会にかかった費用は、

 会場代 17,690円

 飲み物代 4,838円

 備品(名札、紙コップ、紙皿など) 約500円

 

 会費として集まった金額は、

 30,000円

 

 余剰金は、

 6,972円

 

と、なりました。

 

 どの団体に寄付をしようか考えた結果、複数の団体に少額ずつ寄付することにしました。

 

オレンジリボン運動 

www.orangeribbon.jp

 支援グッズを2,956円分購入。

 

 ちなみに内訳は、

 携帯ストラップ 864円

 キーホルダー 1,300円

 ステッカー 432円

 送料 360円

 

 

NPO法人 フローレンス

florence.or.jp

 

 2,000円、寄付させていただきました。

 

 

NPO法人 3keys

3keys.jp

 こちらにも2,000円、寄付させていただきました。

 

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 思えば、このようなカタチでどこかの団体に寄付をしたのって、初めてかも。

 フローレンス代表の駒崎さんや、3keys代表の森山さんのTwitterは2010年頃からフォローしていて、気持ちの上ではずっと応援していたけれど、具体的な支援をしたことはありませんでした。

 

「日本は欧米と違い、寄付文化が根付いていない」なんて声もあったりしますが。

 私は寄付をすることで、各団体への活動への関心も強くなりました。

 私の寄付金額は微細なものかもしれないけれど。これから、ひとりでも多くの親や子どもの命が救われることを願います。

 

 これを機に、ほかの団体への寄付についても、もっと積極的に行ってみようかな。(まぁ、そんなに頻繁に寄付できる余裕があるわけではないのですが)

 そして、寄付のお礼メールのスクショを取るのも良いけど、「寄付したよ」ということをわかりやすくシェアできる・シェアしたくなるような仕組みがあったら、寄付のムーブメントももっと起こしやすくなるのかも……なんてこともぼんやりと考えてみたり。

 

 来年の確定申告はちょうどほぼ1年後だけど、寄附金控除についてもきちんと調べておこう……。

 

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