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編集担当した小説『戸郷勇樹と五人の災難』が発売されました

 3月27日、エネルギーフォーラム小説賞受賞作『戸郷勇樹と五人の災難』が発売されました!

 

 普通のサラリーマンが、福岡出張を機に技術流出事件に巻き込まれていく……という、予想もつかない展開だらけのクライムコメディ。女子大生、スナックのママ、やくざに公安や海外のスパイなど、さまざまな人物が出てきて、一体どうなるのか最後まで展開が読めませんでした。

 作中に出てくる「博多通りもん」、思わず食べたくなってきます(笑)。

 

 福岡が舞台となっており、実在する地名や名産品、交通機関や施設名もたくさん出てきて、福岡の人や、地理・鉄道ミステリ的なものが好きな人は特に面白く読めるのではないかと思います。

 私も、校正作業のために読み始めたらとても面白くて一気に読んでしまい、「仕事中に、こんな面白い小説読めていいのか」と思ってしまったほどです(笑)。

 

 登場人物も個性豊かで話のテンポも早く、読んでいて情景がありありと浮かんできて、ドラマ化とも相性がいいんじゃない? と思えるような作品でした。福岡のメディアの方、ぜひ!(笑)

戸郷勇樹と五人の災難

戸郷勇樹と五人の災難

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 著者の安芸那須さんは福岡在住で、別の小説賞の受賞経験もある方です(その作品は短編だったため、単行本化はされていないとのこと)。

 「戸郷勇樹〜」、とても面白かったので、別の受賞経験があるのも納得です。

 

 この作品は、「エネルギー」を扱った小説を公募している「エネルギーフォーラム小説賞」の、第11回の受賞作。

 第12回の募集も始まっており、締め切りは5月末となっています。

koubo.jp

 エネルギーがテーマといっても、「主人公が電力会社勤務」程度の設定でも大丈夫で、恋愛モノでもファンタジーでも大丈夫なんだとか。

 審査員は、「リング」「らせん」貞子シリーズが大ヒットした鈴木光司先生のほか、江上剛先生、高嶋哲夫先生となっています。

 

 小説を書いている・書こうと思っているあなたは、よかったらぜひ応募してみてくださいね。

 

「エネルギーフォーラム小説賞」、過去の受賞作にも色々なタイプの作品があるようなので、気になった方はよかったらチェックしてみてください。

跳ねる、跳ねる。

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  • 作者:佐藤 凜
  • エネルギーフォーラム
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