これからも君と話をしよう

一度はここから離れたけれど、やっぱりいろんな話がしたい。

私にとっての「今年の漢字」2024ver.

 ふと気づいたんですけど。私って、「読んでよかった本」「買ってよかったもの」についての記事は「その年が終わったあと」に書くことが多いんですが、「今年の漢字」については毎回、年内に書いているんですよね。

 本に関しては、年末ギリギリに読み終えた本が良書なこともあるし、買ったものに関しては、短期間で壊れてしまったり、買ってすぐには効果が見えないものもあるので、年が明けるのを待ってからにしてるんですが、「今年の漢字」に関しては、年末ギリギリに覆る(?)みたいなことはないから、年内に書くようにしている気がします。

 

 2024年の「今年の漢字」に関しては、もう、私の中で早くから決まっていたというか……この漢字を「今年の漢字」にしたいな、と、ある意味で「目標」にしていた部分がありました。

 その当初の目標は、少なくとも今年は叶いそうにないのですが……別のところでその漢字が意外なところで伏線回収されました。 

 

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 昨年(2023年末から2024年初頭にかけて)の年末年始は、ジュエリー梱包の高時給アルバイトをしていまして、関西から来てくれた交際相手とも一緒に作業する日もありました。

 恋人同士で同じバイトをするって楽しいですね。意外な側面が見えたりするし、仕事についての話をする際も、「あの現場にいた、◯◯さんみたいな人が、仕事がデキる人って感じだよね」など、共通の知人が増えることで広がる話題もありました。

 それから二人で天然石やアクセサリーのお店に通りかかったとき、小さな箱に梱包されている宝石を見て「あのバイトを思い出すよね」なんて話ができたのも楽しかったな。

 何なら、婚約指輪につける宝石を選んだりにも発展できるかな……? なんてことも思っていましたが、まぁ、少なくとも今年は実現せず。(多くの翻訳書の案件を抱えているようで、彼もなかなか大変みたいですね)

 ただ、いずれにせよ私は「石」への興味は強くなりました。宝石やパワーストーンとしても気になるし、鉱物としても気になります。

 今年は所用で、数年ぶりに御徒町に通う用事ができた時期もあり、昔行ったときはあまり気にしていなかった天然石パーツのお店も、色々覗いてみたりもしました。

 旅先や出張先で、天然石のお店がありそうだったら、ちょっと覗いてみたりすることも。

 春には甲府まで行って、「クリスタルミュージアム」で天然石を見学してきたりもしました。

 

 そういえば、付き合う前の彼に「みんなで鉱石採集に行きません?」と誘われたこともあったけど(そのとき彼が読んでた漫画の影響)、結局しないままだったな。いつかしたいのだけど。

 

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 ところで、私は2月に今更になってピアスを開けました。(余談ですが、お友達の近藤佑子さんも今年ピアスを開けたみたいなのでちょっと親近感)

 美容クリニックで、糸リフトをするついでにピアスを開けたのですが、糸リフトの笑気麻酔が薄っすら残っていたおかげか、ピアスもさほど痛みを感じることなく開けてもらうことができました。

 耳元に小さな機械を当てられ「バチン!」と「撃たれる」ような感じがしたと思ったら、その一瞬で耳に穴が貫通しファーストピアスがしっかり収まっていたの、とても不思議な感覚でした。複雑な出来事が一瞬のうちに行われた、という感じがして。血がボタボタ垂れたりするかと思ったらそんなこともなかったのが意外でした。

 開けるときは一瞬の軽い痛みがあるものの、イヤリングのように「耳に挟む」わけではないから、ピアスのほうが装着時の痛みもないし、無くすことも減りました(それでも、キャッチのないピアスはいつの間にか無くしてしまったことがあったので、ピアスキャッチのないものには別で買って取りつけています)。

 ピアスを開けてからはいろいろなピアスを買い、毎日楽しんでいます。もっと早く開けておけば良かった。

 

 天然石のお店でも、石を一粒ずつ選ぶようなブレスレットをオーダーしたら結構な額になってしまうけれど、2粒ずつを使ったピアスならお手頃な値段で作ることもできます。

 ピアスを開けたことは、石に興味を持ち出したのと同時期だったので、そういう意味でもいいタイミングだったなと思いました。

 

 

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 ある日、ふと書店で開いてみた占い雑誌で、今季のうお座のラッキーパーソンは「『石田』など名前に『石』が入る人」という記述があり、確かにその名前に該当する人は身近にいるな、なんてことを思っていました。

 それはそれとして、9月の総裁選。最終的に誰になるかと思ったら「石破」さんに。

 そして私も8月に転職をしていて、下水道を作る技術に関する雑誌の会社から、石油や石炭、原子力などの「エネルギー」を扱う雑誌の会社に。

(ちなみにこの雑誌、1月号の編集後記は私が書いてます。気になった人はぜひ読んでみてね。代々木時代の思い出にも触れてます)

 

 あぁもう、今年の漢字はやっぱりこれだな、と思いましたね。

「石」

 

 そういえば、前回転職した際も、仕事やバイトに関する「水」を「今年の漢字」にしていました。

 「水」「石」ときたなら、もし次に仕事が変わる際は「炎」「雷」とか? 

 うーん、炎上や災害みたいでなんか怖いな。

「草」もアリかな? まるでポケモンみたいだ。

 

 

 ちなみに、今までの「今年の漢字」はこんな感じ。

2006年 諦(受験で諦めるものが多かった)
2007年 再(再会、再開、再履修。笑)
2008年 文(文芸部に加入)
2009年 人(新しいバイトやビジコン参加で出会いが増えた)
2010年 会(Twitterでさらに出会いがたくさん)
2011年 繋(東日本大震災、友達同士をたくさん引き合わせた)
2012年 動(引っ越しや就活や旅行での移動)
2013年 交(みんなより少し遅れて社会人に。いろんなひととの交流が増えた)
2014年 焦(結婚や独立する友達への焦り)
2015年 (結婚話が破談、引っ越し、家族とのあれこれ)
2016年 (旅行、身近な人の独立、訃報など)
2017年 (ものづくり好きな人との交流、同人誌やハンドメイド)
2018年 (脱毛、献血、親知らず抜歯など)
2019年 (転職や営業の仕事で「選ばれること」を意識)
2020年 ベトナム旅行、新潟の人たちとの縁)
2021年 (水商売と下水道)
2022年 (21世紀の道徳、和歌山)
2023年 かがみの孤城、かがみよかがみ、美容に課金など)

 

 それではみなさま、良いお年を。

 

今週のお題「2024こんな年だった・2025こんな年にしたい」

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