数ヶ月前だったと思います。Facebookで友人のどなたかが、iPhoneの電池パック交換を自分で行ったことについて書いていました。
「自分でできるものなんだ、私もやってみたいな……!」と思い、私も挑戦してみることに。
私が今持ってるiPhone6s、中古で買ったのでバッテリーの持ちがとても悪く、屋外ではモバイルバッテリーなしでは使い物にならないレベルで、すぐに電池が減っていました。
まぁ、このiPhoneは電子書籍や音楽を楽しむためのサブ端末として使っており、普段使い用のスマホは別に持っていますし、コロナの影響で外出が減ってからは電池の減りが早くてもあまり困らないんですが、こういうときでないとなかなか挑戦しないよなぁ……と思ってやってみることにしました。
自分での交換方法をざっと調べてみたところ、「市販のキットをAmazonで購入し、YouTubeに上がってる解説動画を観ながら行う」というやり方で行っている方が多いようです。私もAmazonで買ってみました。
Amazonで交換用キットを買ったら不足している部品があったため、返品交換を申し出たり新しいものを送ってもらったりしたところ、思ったよりもやってみるのが遅くなってしまいました。
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私が買ってみたのは、この商品。
この方の動画を参考にしました。
文字での説明が読みたいときは、こちらのブログも参考にしました。
この動画やブログ記事で言われていることがだいたい全てで、私が改めて解説を書く必要はないのですが、せっかく初めて自力で交換を試したので、私ならではの視点としていくつかの注意点と感想でも書いておこうと思います。
ネジを無くさないようにしよう
iPhoneに使われているネジ、かなり小さい!
そして、部分ごとに使われているネジの形が微妙に異なります。
私は横着して、ハンカチを敷いた上に並べながら分解していましたがあまりおすすめしません。上記で紹介した動画やブログの方は、トレイに入れたり両面テープの上に載せたりしていましたが、そのように、どの部分のネジか分かるようにしたほうがいいです。
小さいお子様やペットがいる方は、かれらとは別の部屋で作業をしたほうが良いと思います。
両面テープを抜き取る際は慎重に
両面テープといえば。iPhoneのバッテリーって、粘着力の強い両面テープで貼り付けられているんですよね。これをピンセットでくるくる巻き取って剥いでいく工程がありますが、ここも気をつけたほうが良いです。
ドライヤーであっためてから剥がしていきますが、ここは結構じっくり行ったほうが良い工程です。ちょっと温めたくらいでは剥がれにくいので、温風をこまめに繰り返して、ゆっくりじっくり、テープを巻き取っていきましょう。途中でテープがちぎれると結構めんどくさいです。バッテリーを折り曲げながらテープを剥いでいくことになるので……。
ただ、テープを慎重に剥いでいく工程も、コツを掴んでいくとなかなか面白い作業でした。
電源がつかなくなっても、慌てずに
バッテリーを交換して、ネジも締め直してさあ再起動!
……あれっ、電源がつかない。それどころか端末がなんだか熱い……!
もしかして壊してしまったかも、修理代いくらするのかな……と一瞬焦り落ち込んだものの、とりあえずもう一度やり直してみよう、と思い、もう一度慎重にネジを外しました。
すると、ネジを間違えてきっちり噛み合っていないまま締めていた部分があったことに気づきました。
もう一度そこを外し直し、丁寧に締め直した結果、iPhoneは無事に再起動!
この件に限らず、私は何かの作業の終わりが見えてくると、つい気を抜いてさっさと仕上げたくなる癖があるのですが、今回のケースはその癖が悪く作用してしまったようです……。
バッテリー交換後、さっさとネジを締め直して生まれ変わったiPhoneを使いたくなってくるけれど、そこはグッと堪えて、じっくり丁寧にネジを締めていくべきでした。
写真を撮ると面白いかも
iPhoneの中を分解して見てみる機会って、なかなかないと思います。ブログに載せるつもりだったというのもありましたが、写真を撮ってみたのは正解でした。
私は普段の生活の中で、こういうメカニックなものを撮る機会はあまりないので、写真の勉強にもなったような気もします(?)。
これらの写真を撮るにあたっては、久々に単焦点レンズを使いました。
なかなか終わりが見えないコロナ禍ではありますが、「普段できないこと」をやってみるいい機会にもなるのかなと思います。
iPhoneのバッテリー交換、家で手軽にできる、なかなか面白い体験でした。
あ、交換したあとの古いバッテリーは、自治体の指定に従って処分してくださいね。
私は、ビックカメラの中にある、バッテリー回収ボックスに持って行きました。
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