これからも君と話をしよう

一度はここから離れたけれど、やっぱりいろんな話がしたい。

春は千葉の野草の季節

昨春、食べ損ねたものがあった。

 

菜の花だ。

 

昨年4月。友人たちと成田の某お寺のお祭りに行ったあと、「ひこうきの丘」に寄った。

小雨が降るタイミングもあったが、おおむね眺めもよく、飛行機の写真を望遠レンズでたくさん撮った。

 

そして、近くの「空の駅」(道の駅の空港版?)にて、いろいろ買い物をして帰った。

マックスコーヒーの味がするクッキー、ピーナッツを使ったお菓子、そのほか普段の生活圏では見かけないスナック菓子、などなど。

次の週末にある宅飲みに持っていく用に、いろんなものを買ってみた。

 

そして、菜の花も売っていたので買ってみた。

ひと束、100円。

菜の花を使った料理は割と好きではあったものの、自分では買ったことがなかったのだ。

 

 

そして、帰宅後。私は、菜の花やお菓子を入れて置いた袋をそのまま部屋の隅に置いてしまい、しばらくバタバタしていて、その存在を忘れてしまっていた。

 

次の週末、友達の家での宅飲みにお菓子を持っていくため、袋を開くと、そこには忘れていた菜の花の傷んだ姿があった。

「あ……! しまった、冷蔵庫の野菜室に入れるの、忘れてた……」

 

幸い、傷んでいた菜の花の汁がほかのお菓子の箱などを汚しているようなことはなかったが、明らかに傷んだ菜の花を私は泣く泣く捨てた。

 

 

そして、そんな春から約1年後。成田に連れて行ってくれた友人から、今度は群馬県へのドライブに誘われていた。

友人の友人が農業をやっており、そのお庭や畑も見せてもらった。

 

畑には、一面の菜の花が咲いていた。

また、足元には大根が顔を覗かせていた。

「持っていきますか?」

友人の友人は大根と菜の花を引っこ抜き、私にくれた。

 

嬉しい……!

菜の花を手にするのは、昨春以来だ。

 

自宅では、菜の花は早速、菜の花とシーチキンのスパゲッティにした。

2回分できる量があったので、一度はマグロ、2度目はカツオで作った。どちらも美味だったがマグロのほうがあっさりしていて私好みだった。

 

 

そして、その数週間後。昨年も行った、成田のお寺でのお祭りの季節がやってきた。

お祭りのあと、また「ひこうきの丘」と「空の駅」に寄った。

 

今度は、菜の花はなかったが、タラの芽があった。一袋、200円。

今度はこのタラの芽を買った。

 

昨年の反省を活かし、タラの芽はすぐに野菜室に入れた。

そして数日後、タラの芽の卵とじを作ってみた。

 

下茹したタラの芽を絞り、卵1個に、めんつゆと水を大さじ1.5杯ずつ入れ炒める。

 

 

タラの芽の卵とじは、抜群に美味しかった。

芽のトゲも、茹で上がったときまでは気になっていたものの、炒めてからはまったく気にならなかった。

甘辛で、ほんのり苦味がある、春の味だった。

 

今週のお題「春に食べたいもの」