11月も終盤に近づいてきました。今年の秋が終わります。
読書の秋、食欲の秋、スポーツの秋もそれぞれ楽しみましたが、今年はなんといっても「芸術の秋」でした!
まぁ、思い返してみたら去年もそうだった気はします(笑)。昨秋は、コンサート「夜クラシック」でピアソラの曲に酔いしれたり、国立新美術館でダリ展を楽しんだり、友人と小劇場に舞台を観に行ったり、映画を観に行ったりして過ごしました。
しかし今年は毛色が違います。同じ「芸術」といっても今年は、絵本、写真、合唱、詩、短歌、宝塚歌劇、クリエイティブディレクションなどに縁が。
今回は、「絵本」と「写真」に触れた経緯について書こうと思います。
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絵本
9月末、ひととロゴデザインの話をする機会がありました。
「ハチドリ」をイメージキャラクターとして使うことは決まっているもののしっくりくるデザインが決まらない……とこぼしていたので、私は、葉祥明の絵本シリーズ「はちぞう」を紹介しました。
この絵本は、小さなゾウのようなハチドリのような不思議な生物「はちぞう」が、いろんな生き物たちとの交流を通じて、自分とはなにかを見つめる物語。
(余談ですが、私は、3年前に行った「葉祥明展」でこの作品を観たときにボロボロ泣いてしまいました。泣きながらハンカチ片手に美術展を観たのは後にも先にもこの一度きりだと思います)
はちぞうの絵本を紹介した流れで、「北鎌倉にある、葉祥明美術館にも行ってみたかったんだ」という話をし、一緒に行く運びとなりました。
美術館、建物そのものがまるで絵本に出てきそうなロマンチックな雰囲気で、とっても良かったです……!
お客様は女性の方が大半でした。お手洗いも男女別にあったものの、男性用のほうにも「女性の方もお使いいただけます」という張り紙がしてあったくらい。
絵本を開いてその世界に浸ってみたり、「なるほど、このページの構図はこういう工夫がしてあるんだな」なんてテクニカルな話をしたり、楽しめました。
物販スペースは入館料を払わなくても入れるのも良かったです。
ちなみに、姉妹館が熊本の阿蘇にもあります。こちらは私は15年前に行きましたが、とても可愛い美術館でした。きっと、今も変わっていないはず。
葉祥明氏が手がけた絵本としては『地雷ではなく花をください』が有名だと思いますが、私は、「はちぞう」シリーズ、オレンジ色のペンギンの「ジェイムズ」シリーズ、「ヒーリング・キャット」がお気に入りです。癒されます。
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カメラ
葉祥明美術館に行く前日、諸事情あってWi-Fi、Bluetooth搭載のカメラを買うことになりました。
購入したのは、CANONのミラーレス一眼「EOS M100」。
Canon ミラーレス一眼カメラ EOS M100 EF-M15-45 IS STM レンズキット(ブラック) EOSM100BK1545ISSTMLK
- 出版社/メーカー: キヤノン
- 発売日: 2017/10/05
- メディア: エレクトロニクス
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これまでもコンデジは何度か買ったことがありましたが、レンズ交換式のデジカメはこれが初めて。
一眼レフとも少し迷いましたが、持ち運びのしやすさとカメラ初心者ということを考えて、ミラーレス一眼を購入しました。アダプターをつければCANONの一眼レフのレンズも使えるというところも気に入りました。
画面はタッチパネルにも対応。感度も良く、操作しやすいです。
「スマホカメラを卒業して、一眼を使ってみたい入門者におすすめ」と言われている理由がわかったような気もします。
北鎌倉に行ったあとは、家族に2週間ほど貸していたので私はしばらく使っていなかったのですが、戻ってきてからはいろんなお出かけに連れて行ってます。
友達との飲み会や誕生日会、ハロウィン、女子会、トークイベント、即売会、大学の学祭、夜景、銀杏狩りのほか、家にある小物や買ったものを撮ってみたりもして。
※ちなみに、私のインスタグラムのアカウントはこちら。
最近はスマホカメラでも高画質な写真が撮れますが、ミラーレス一眼だと背景をうまくぼかすことができたり、撮影モードを切り替えることもできて、より雰囲気のある写真が撮れて面白いです。
そして、自分がカメラを買ってみると、ほかのひとが持っているカメラにも少し興味が湧いたり、もっといい写真を撮るために構図の勉強をしたくなったり、行きたい場所が増えたり、世界が拡張していく感じが出てきて楽しいです。
それこそ絵本美術館に行ったときも、絵の構図のテクニックにも意識が向くようになったりして。
新しく興味が出てきたものが増えると、それまで気にも留めていなかったものが気になるようになってくる感覚、何度経験しても大好き。そのたびにワクワクします。
このまえ、ミラーレス一眼だけでカメラマンとしての仕事を請けているという学生さんともお会いしたりして、このカメラでもいろんなことができるんだろうなと可能性を感じました。
せっかく手に入れた私のカメラも、もっともっと使いこなして、素敵な写真が撮れるようになっていきたいです。
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