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【後編】親不知を抜いたら意外なことに悩まされた

≪これまでのあらすじ≫

 10月11日のお昼に親不知を抜いた私。フルーツサンドを食べたあとはおとなしく帰宅することに。

▼詳しくは、前回の記事を読んでね!

www.wuzuki.com

 

 今回は、親不知抜歯当日の夕方以降のことを書いていきたいと思います!

 目次はこんな感じ。

 ホラー小説のタイトルみたいですね。

黒い糸

 鏡を見ながら口を開けると、抜歯した部分に黒々とした線があり、一瞬ギョッとしました。

 黒い線の正体は、糸。抜歯した歯肉の部分は、糸で縫合されています。

 この部分を必要以上に手や舌で触ってしまったり、強めのうがいや歯磨き等で傷つけないよう注意がありました。

 口の中に明らかな人工物があるのは、感覚としても違和感はあるのはもちろん、見た目としてもちょっと気持ち悪かったです……。蓮コラ的な。

歪んだ輪郭

 抜歯翌日(12日、金曜日)は普通に過ごせました。

 なーんだ、思ったよりマシだったな親不知抜歯……と思っていたら、その日の夕方、鏡を見てびっくり。

 

 左頬が腫れています。

(写真だと、左右逆なので右側)

「なにこれ……!?」

 写真だとすこしわかりづらいですが、鏡を見ると、はっきり「腫れている」感がありました。輪郭描くのを失敗したイラストみたい。なんだこりゃ。

 翌日(13日、土曜日)は外出する予定があり、友人とも会いました。飲食等の予定ではなかったのでずっとマスクをしていました。

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行けない誕生会

 この週末は、回復にどの程度かかるかわからなかったので、もともとあまり予定は入れていませんでした。

 14(日)昼は、友人の旦那さんの誕生日パーティーが自宅であるということで、友人からお誘いいただいていました。

 このときは腫れはひいていたものの、新たな問題が発生していました。

 口内炎です。

 抜歯当日に噛んでしまっていた部分が、見事に口内炎になっていました……。

 これまでできた口内炎の中でもトップレベルにひどい。左下の唇をめくると、まるで島のようないびつな形の、白っぽい跡がいくつもいくつもできていました……。

 あまりにもひどく、会話も食事もままならなかったので誕生会はお断りすることに。

 

 今回の親不知抜歯でもっとも強い痛みを感じ、悩まされたのは口内炎です。

 あまりにも辛かった。これはなんの拷問だよ、と思うレベルに大変でした……!

 抜歯後の痛みについてはいろんなひとから聞いていたけど、まさか、口内炎でこんなに悩まされるとは思ってなかったよ……!

 

 どれくらいひどかったか、Twitterであれこれ愚痴っていたのでそれを再掲。

  もうね、私、決めました。これからの人生どんなにムカつくひとがいても「死ね」と思うことはおそらくないと思います。そのかわり「一生治らない口内炎が大量にできてしまえ。食事も睡眠も仕事も性愛も趣味も全てに支障をきたしてしまえ」と呪おうと思います、決めました。SNS規約違反にならないタイプの呪いです。

虫歯の疑惑

 口内炎の改善の兆しが感じられたのは、翌週の10月17日(水)頃。

 そしてその翌日の18日(木)に再び口腔外科へ行き、抜歯から一週間後、ということで様子を見てもらいました。

 ここでようやく、縫合していた糸を切ってもらいました。口内の違和感は多少軽減された気がします。

 そして、口内炎の酷さも指摘され、塗り薬も出してもらいました。

 ところが……、

 親不知と口内炎にとりあえずひと段落ついたものの、まさかの、今度は虫歯の疑惑が発生!

 なんなんだよもう、いつになったら口内に平和が訪れるんだよ……と思いながら近所の歯医者へ。

 結局、どうやら虫歯ではなく、単なる知覚過敏だった模様。

 心配して損した……けど、虫歯じゃなくてよかった。

 そうこうしているうちに、やがて知覚過敏も口内炎も落ち着きます。抜歯した穴に食べ物が詰まりやすいのがしばらくは気になったりもしましたが、日が経つにつれて歯茎も回復し、詰まりにくくなってきました。10月下旬にはほぼ元通り。

抜歯、再び

 11月1日(木)に再び口腔外科へ行きました。抜歯部分の回復を確認し、右下の親不知も抜いて大丈夫そうかを診てもらうことに。

 特に問題はなかったので、11月29日(木)にこちらも抜歯を行いました。

 

 もう、前回ほどの緊張はありません。口を開け、洗浄、麻酔を終え、抜いてもらいました。

 右下の親不知は斜めに生えていたようで、抜くのも大変だったのか、前回よりもすこしだけ長く時間がかかった気がしました。

 抜くときの音も、前回のような「パキッ」「ポキッ」という感じではなく「バキバキ」というやや物騒な音がしました。

 

 抜いた歯も見せてもらいました。今回は、上下できれいに2分割されていました。

 

 この日のお昼ごはんは、前回の反省を踏まえて、口の中を噛んでしまう危険性が少ないものにしよう!と思い、リゾットを食べることに。

 口の中を噛むと口内炎ができるぞ、噛むな噛むな……と心の中で強く言い聞かせながら完食。

 

 その後の回復の経過は、こんな感じ。

▼抜歯翌日。

▼抜歯4日後。

▼抜歯6日後。

 ▼抜歯1週間後。

  あいかわらず口内炎には悩まされました。ただ、左下の抜歯のときと比べて治りは早かった。これを書いているのは12月7日(金)ですが、この日はほぼ痛みは感じませんでした。

 ただ、穴の部分に食べものが詰まりやすいのがまだまだ気になります。これに関しては、下手に歯間ブラシを使うと歯茎を傷つけてしまうことがあるため、あまりしないほうがいいようです。

 なにか詰まっても、下手に舌や爪楊枝や歯間ブラシで触れたりするより、気にしないスルースキルを身につけるほうが良さそうです。精神的にも身体的にも。

 ネットの荒らしへの対応みたいなものですね(←?)。

 

 そういえば、治りかけの口内炎に対しても同じようなことを思ってました。「そろそろ治ってるかな……?」と思って舌でそっと触れてみると、強烈な痛みが出てくる。「あぁまだだったのか、ごめん……」と謝りたくなる感じ。神経質な人間を相手にしているような気分です。

 あと、抜歯部分を縫合していた糸を切る前は、キャベツの千切りやラーメンなどの細いものを食べると、口の中の糸にこびりつく?絡みつく?ようなこともありました。そういうのに限ってなかなか外れず、地味に気持ち悪かったです。

 食べてるときは美味しいんだけど、いつまでも口内に粘着されると気持ち悪いよ……そろそろ離れてってくれ……と思いながらたびたび口をゆすぎました。

再生への兆し

 これを書いている今も、まだ、抜歯した部分の穴は回復途中。

 ただ、現段階での結論としては、親不知は抜いて良かったと思っています。

「親不知、抜かなきゃだよね……」というモヤモヤにとらわれることはもうないし、抜歯部分が回復するにつれ、口の中もスッキリしてきました。

「これで今後、歯が磨きやすくなる」という気持ちが大きいです。

 私の親不知抜歯レポは、とりあえず今回でおしまい。

 

 抜く必要があるけれど抜歯の勇気が出ない、踏ん切りがつかない……という方にとって、ほんの少しでも参考になればと思います。

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